出典 A3 / 2部 公式サイト
ついに、A3の二部が終わってしまいましたね。
三部はフルール賞のノミネートをかけて、ライバル劇団とぶつかりそうな予感がします。
イケメン役者の活躍から、もう目が離せません。
8幕のネタバレと感想です。
A3【8幕】22~38話までのストーリーをまとめました。
三部はいつ配信されるのか、考察もしています。
一緒に感動を満開に咲かせましょう!
▼【8幕】1~9話のネタバレ
▼【8幕】10~21話のネタバレ
【A3】ガイの秘密が明らかに!8幕のネタバレとストーリーの感想
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【8幕】ネタバレとストーリーの感想
第22話 エチュードバトル
- 今年もフルール賞のノミネートを逃す、MANKAIカンパニー。
- GOD座にエチュードバトルを申し込まれるも、経験の差から敗れる。
今年もフルール賞のノミネートリストが発表されました。
ライバル劇団のGOD座は入ってますが、MANKAIカンパニーは無念の結果。
日本最高峰の演劇賞。
ノミネートされるだけでも、狭き門と言われています。
宣伝を兼ねて、ストリートアクトで演技力を磨きます。
人前で緊張するガイ。
以前のガイに比べて、表情を出す姿がよっぽど魅力的です。
「今年のフルール賞ノミネート劇団のGOD座の新作公演だよ~!よろしくね~!」
ふいに、ライバル劇団のGOD座が乱入。
GOD座は、エチュードバトルを申し込みます。
目の敵にしているMANKAIカンパニーに。
交互にエチュード(即興劇)を披露。
観客の評価が良かった方が勝利です。
オペラ座の怪人より「ファントム」と「ラウル」の二役でエチュードです。
まだ演技に硬さが残る、ガイ。
MANKAIカンパニーは敗北します。
どんよりとした空気をきれいにするため、一同は飲みに行くことに。
MANKAIカンパニーと一緒に飲みたい!
だって待って何で、場所がわからない。
「ホイ!」魔法が使えたら、ビロードウェイに行けるのに……。
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第23話 とりあえずビール
- ガイの歓迎会も兼ねた、楽しい飲み会で盛り上がる。
- 初日を迎える『怪人Fと嘆きのオペラ』
「とりあえずビール!」
一同は、ガイに日本のしきたりを教えます。
一杯目にビールを頼むことが多い、日本人。
足並みをそろえようとする国民性に、ガイは驚きの連続です。
楽しい飲み会は続き、お待ちかねの質問コーナー!
ターゲットはガイです。
Q1.趣味は?
A.趣味……特にない。シトロニアには、仕事人間ならぬ仕事アンドロイドだと言われていた。
Q2.特技は?
A.電源を落とすこと、だろうか……。
Q3.好きな食べ物は?
A.いかの塩辛だな。
Q4.嫌いな食べ物は
A.……グリンピースだ。
ガイの歓迎会も兼ねた楽しい飲み会は、夜遅くまで続きました。
あっという間に新公演の初日。
ガイは舞台裏で、胸を高鳴らせます。
いざ、開演。
飲み会、お疲れ様です!
トゥトゥトゥルットゥ。
お酒に酔った乙女の主張は、今日も強め。
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第24話 嘆きのオペラ
- 『怪人Fと嘆きのオペラ』の前半を完全版でお届け!
出典 A3 / アプリ内スチル
19世紀、パリ、オペラ座。
新しいマネージャー、リチャードの歓迎会。
若手オペラ歌手のクリスが歌を披露していた。
歓迎会で歌声を披露したクリス。
しかし自身の持てない彼は、思い悩んでいた。
そんな時に楽屋で聞いた歌声に心奪われてしまう。
その歌声はクリスを導くように歌声で語り掛けていた。
楽屋での歌のやり取りを通して心を通わせる、クリスとオペラ座の亡霊(ファントム)。
このやり取りで成長したクリスは、初舞台を決めた。
クリスの歌が変化したことを怪しんだラウルが、クリスからファントムのことを聞き出した。
ファントムの正体を暴くためにラウルは、昔オペラ座でマネージャーをしていた兄であるフィルに話を聞きにいく。
ファントムが実在すると確信しているクリスは、彼をもう一度舞台に立たせようと画策する。
ある日の公演で、クリスは自分の代わりにファントムに歌わせることを決意した。
怪人F効果で、劇団四季に行きたくなります。
不思議なくらいオペラ座の怪人が観たい!
ただ、一人で見る勇気が……ない。
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第25話 ラストシーン
- 『怪人Fと嘆きのオペラ』の後半を完全版でお届け!
クリスの代わりにファントムに歌わせた公演は大成功に終わった。
観衆からの喝さいを浴びるクリス。
しかし……
クリスの代わりにファントムが舞台で歌声を披露した直後から、不可解な出来事が起こり始める。
そして、とうとう本番の最中に……
上演中、クリスの頭上からシャンデリアが落ちてきたが、間一髪のところをファントムに助けられた。
ファントムはオペラ座のマネージャーであるリチャードの十年前に犯した罪を告発して、オペラ座の地下へクリスと共に消えていった。
犯人と名指しされたリチャードは濡れ衣だと言い、逆にクリスを首にする。
ファントムに怪我を負わせた犯人を追い詰めるべく、奮闘するラウルとクリス……。
フィルの協力により証拠を集めることができた。
クリスたちはファントム共に新作発表会で、リチャードを告発することを決めた。
炎の中、倒れる柱に潰れそうになったクリスをファントムが救い、礼を言ってから再びリチャードに襲いかかり炎の中に消えていく。
オペラ座が燃え崩れていく。
拍手が湧きおこった『怪人Fと嘆きのオペラ』
公演の初日は、大成功です。
奈落の果てまでもついてゆきます。
偽りない気持ちで、ファントムと地獄に堕ちたい。
仮面男も『アリ』なんです。
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第26話 アクシデント
- 大型台風が近づく中、千秋楽が始まる。
「幕はまだ下りていないーー」
納得のいくラストシーンを演じるため、ガイは稽古にいそしみます。
刻一刻と大型台風が近づく中、千秋楽本番。
舞台前、座長のガイが声を掛けます。
「俺は今までシトロニアの従者として、職務を全うすることだけ考えて生きてきた」
「命令を忠実にこなす能力さえあれば、人としての感情や情、友など必要ないと思っていた」
「でも、皆のおかげで記憶を、感情を、自分自身を取り戻すことができた」
「仲間と芝居をすることが、共に過ごす時間が、楽しいと思えるようになった」
「芝居をするたびに、自分が自分に戻っていくように思える」
「自分が人間なのだと実感できるようになったのは、皆のおかげだ。本当に感謝している」
「シトロニアが俺をこの国に残したことが、ずっと疑問だった。自分は捨てられたのだろうか、と」
「でも、今はただ礼を言いたい。俺はこの国で皆と出会て、芝居をできてよかった」
「最後の本番……繰り返し練習したセリフを今日こそ納得いくものにしたい」
ブザーが静かに鳴り響き、『怪人Fと嘆きのオペラ』は始まりました。
順調にやり抜き、最後はラストシーン。
突然の停電。 舞台は暗闇に包まれます。
想像以上だね、突然の停電。
必死で練習をしたガイには、遠回りしても納得のいく演技をして欲しい。
台風はいつだって不条理で、私たちの邪魔をします。
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第27話 バージョンアップ
- 最高の千秋楽をして、ガイは『人間』としてバージョンアップ。
舞台が暗闇に包まれる中、一同はアドリブでつなぎます。
最高の千秋楽にするために。
ここで照明が戻り、ガイにスポットライトがーー。
復讐心も歌への執着も捨てた、ただ友への情と感情を残したファントム。
千秋楽まで悩みに悩んた、ガイなりのファントム像です。
最高の芝居をして、観客はスタンディングオベーションです。
今まで見たことないくらい、満足そうに喜ぶガイ。
感情が理解できず苦しだガイは、心の底から笑えるようになりました。
止まったままの秒針が動き始めて、救われた乙女は大多数。
ククク……今日は興奮して眠れそうにないな。
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第28話 『もしも』のこと
- シトロンから話を聞くため、春組&冬組はザフラ王国に潜入することに。
大成功で幕を閉じた千秋楽。
やりきったガイは、ある決意を話します。
「シトロニアが本当にこの国を離れることを望んでいたのか、真実が知りたくなった」
「俺は、シトロニアに会いにザフラ王国に帰るつもりだ」
話し合いの結果、春組&冬組が戴冠式のパフォーマーとして潜入することで決まります。
千景が作った偽造パスポートを使い、ガイも同行。
ただ、貧乏劇団には交通費を捻出することができません。
左京さんのはからいにより、ヤクザのポケットマネーで解決!
劇団にもしものことがあったときのために、貯めていたお金です。
戴冠式は二週間後。
春組と冬組は、急いで準備を進めます。
偽造パスポートをためらいもなく作り、それを使う度胸。
なんということでしょう。
匠の技により、MANKAIカンパニーが犯罪に手を染めてしまいました。
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第29話 つぼみの時
- ザフラ国で大千秋楽のリベンジを果たすため、日本を発つ春組&冬組。
ガイと紬が育てている花。
すくすくと成長していますが、未だにつぼみは開きません。
シトロンにどんな花が咲いたのか伝えられませんが、その分最高のオペラ座を見せます。
千秋楽では、停電のトラブルもありました。
ザフラ国の大千秋楽でリベンジです。
「自分の将来が親で決まっちまうのは、しんどいからさ。ちゃんとあんたが背中を押してやれよ」
ガイに声を掛ける、莇。
シトロンの本当の気持ちを確かめるため、春組と冬組はザフラ国に向かいます。
誰か『シトロンの気持ち』で歌を作ってー。
シトロン様の脳内 想像理想の現実逃避。
MANKAIカンパニーの仲間たちを置き去りにして、国に帰るなんてイヤやから。
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第30話 機内泊
- 機内泊をする一同。
ザフラ国に向かうため、一同は飛行機に乗ります。
ガイの仮面が違和感ないように、冬組はみんな衣装のまま。
綴は、ザフラ国で兄と会う約束をしていました。
現地で一緒に夕食を食べることに。
夜、咲也はなかなか寝付けずにいました。
これから本当にザフラ国に行って、シトロンに会うと思うと目が冴えてきます。
紬や丞も、戴冠式で披露する芝居が楽しみで、寝つきが悪い。
いよいよ、明日は戴冠式です。
もうだってだってだってだってだって、綴の兄が気になるよ。
スチルスチルスチルスチルスチル、どうしたってこうしたって兄弟水いらすのスチルが欲しい。
欲張りMy Soul
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第31話 放浪兄貴
- 放浪兄貴、皆木辿との食事会。
- ガイが話す、シトロニアの生い立ち。
無事にザフラ国にたどり着いた一同。
放浪兄貴、皆木辿と合流して食事会です。
香辛料強めでスパイシーな料理に、千景と監督さんは大興奮。
激辛マニアの本音、だだ漏れです。
戴冠式は明日。
ガイはシトロンの生い立ちを話し始めます。
すでに知っている者もいると思うが、シトロニアには三人の弟がいる。
ザフラ王国は一夫多妻制で、現国王には正妻である王妃の他に三人の側室がいるんだ。
シトロニアと三人の弟は、それぞれ三人の側室の母から生まれた腹違いの兄弟だ。
王妃に子がいた場合その子が王位継承権第一位となるが、今の王妃は残念ながら御子に恵まれなかった。
その場合、側室が生んだ子の生まれ順に王位継承権が決まる。
現在の王位継承権第一位はシトロニアだ。
シトロニアは、平民の出である第四婦人の子として生まれたため、王位継承について、当初は議論となった。
だが、幼い頃から聡明だったシトロニアは、あっという間に国民の支持を得て、批判の声を沈めていった。
現在も国王たちはシトロニアの即位について好意的だが、王宮内ではいまだに第二、第三王子を王に推す声がある。
そのせいでシトロニアと二人の王子とは折り合いが悪い。
中には過激な考えを持つ者もいて、戴冠式が近づくにつれて、シトロニアの身辺では度々不審な出来事が起こるようになった。
シトロニアが国外に逃げたのもその頃だ。
唯一、末の弟、タンジェリン王子はシトロニアによく懐いていて、仲がいい。
彼はシトロニアにとっても心の癒しだった。
出典 A3 / シトロンの生い立ち
話を聞き終わり、カウンターでお酒を飲む至。
辿がやってきて、弟の劇団での様子を聞きます。
ふらふら外国を放浪している兄だけれど、やっぱり長男。
弟の綴が心配でした。
至の話を聞いて、弟が元気にやっていると安心。
お礼に、日本酒のミニボトルセットをプレゼントします。
ザフラ国では手に入りにくい高級品で、ワイロにも使える代物。
一方で、ガイたちもお酒がすすみます。
誉のポエムがキラリと光り、笑いが伝染。
出典 A3 / アプリ内スチル
ガイは、昔では考えられなかった笑顔を見せます。
ガイの笑顔が見たい!
ガイの笑顔が見たい!
まだ生きてたくなるほど、ガイの笑顔が見たい!
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第32話 戴冠式
- ついに戴冠式が始まる。
- 不穏な動きをみせる、第二王子と第三王子。
「計画通りシトロニア王子をセレモニーの前に誘い出す手筈は整っております。後は事故に見せかけて、王子を……」
戴冠式を控え、不穏な動きをする第二王子と第三王子。
シトロンを慕っている第四王子は、怪しい現場を目撃します。
様々な思惑が巡る中、シトロンの戴冠式がスタート。
丸一日かけて、各国の劇団がずっと公演です。
円形の舞台でリハなしのぶっつけ本番。
王族はバルコニーから観劇です。
冬組公演の休憩時間に、なんとかバルコニーに近付く予定。
誤って迷い込んだと、シトロンとの接触を試みます。
「続いては日本の劇団MANKAIカンパニーの『怪人Fと嘆きのオペラ』です」
スタッフの声で、シトロンはようやく気づきます。
迎えに来てくれた仲間がいることに。
シトロンが見守る中、本当の千秋楽が始まります。
怪人Fと嘆きのオペラ。
下からみるか、横からみるか。
私は、王族と一緒にバルコニーから観たい。
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第33話 謀略
- シトロンと話をするため、春組は王宮に潜入する。
「それでは、これより十五分間の休憩に入ります」
劇は順調に進行し、ついに作戦実行の時。
あちこち警備だらけの王宮に、春組が潜入します。
バルコニーへと続く階段の手前ーー。
「大変なんだ!兄様が危ない」
慌てた様子のタンジェリン王子がやってきました。
シトロンに懐いている第四王子です。
事のいきさつを語る、タンジェリン王子。
シトロンの姿が見えず、弟王子たちに捕まってる可能性があるとのこと。
千景&至は、王宮に残ってシトロンを探すことに。
他のメンバーはタンジェリン王子を連れて、王宮を後にします。
ガイに報告するためです。
王宮に残った千景&至は、さっそく兵士に見つかってしまいますがーー。
スッと、『綴兄秘伝の酒』を渡します。
兵士はグヘヘとお酒を受け取り、その場をやり過ごすことに成功。
ピンチが過ぎ去ったと思ったら、今度は何やら怪しい声がーー。
シトロンが無事でいて欲しい。
偽りもなく笑えるように、シトロンが劇団に戻ってきて欲しい。
春組のボケ担当がいないと、乙女の心はカラッカラ。
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第34話 それでもショーは続く
- 囚われているシトロンを救出する、千景&至。
- 『怪人Fと嘆きのオペラ』の後半、シャンデリアが落下する。
千景は、見張りの兵士を物理攻撃で撃退。
ついに、囚われているシトロンを助け出します。
「間もなく休憩時間が終わります。お席にお戻りください」
アナウンスが聞こえる中、タンジェリン王子が慌てた様子でやってきます。
事の成り行きを語ろうとした、そのときーー。
「みんな、伏せろ!」
差し迫った千景の声が響くと同時に、シャンデリアが落下しました。
一面は炎の海。
燭台にあるろうそくの火が、カーテンに燃え移りました。
慌てふためく民衆を落ち着かせるため、咲也は機転を利かせます。
一同のアドリブが功を奏し、民衆の混乱は落ち着きました。
冷静さを取り戻した民衆は、急いで避難します。
命短し、恋せよ乙女!
自分の寿命がわからくなるくらいに、咲也へのラブが止まりません。
……三時のシエスタで、暴走した自分を反省します。
(※【シエスタ】南ヨーロッパで昼食後の昼寝を意味)
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第35話 再会
- シトロンは、劇団のみんなと再会する。
シャンデリアが落下して劇場が半壊したものの、けが人はゼロ。
無事に火は鎮火されました。
機転を利かせた咲也のおかげです。
「みんな、心配かけて、ごはんくださいダヨ……」
シトロンは、ザフラ国に駆けつけたMANKAIカンパニーに謝ります。
日本の生活で何も学んでいない、間違った日本語で。
「お前はどうして俺を日本に残した?」
ガイはシトロンに尋ねます。
「お前があの国の出身であることを知っていたからだ。日本にいれば、記憶が戻るかもしれないと思った」
「でも、ああでもしなければ、お前は絶対に私についてザフラ王国へ戻ると言い張っただろう?」
事の真相を話す、シトロン。
表情を取り戻したガイに、素晴らしい演技だったと誉めるようにそう説明しました。
タンジェリン王子は、ザフラ国王に事の成り行きを語ります。
この事件は、第二王子と第三王子が企てた計画だと。
指名手配犯のガイをかばうため、シトロンも事情を説明。
「私の即位に反対する者たちから逃れるため、自らの意志で日本に潜んでおりました」
ガイが自分を誘拐していないこと。
ウソをついた理由も、包み隠さず全て話します。
「……言えば、犯人を捜さなければならないでしょう。兄弟で争いたくはありません」
ザフラ国王は両者の言い分を聞いた上で、王子たちに判決を言い渡すことになりました。
甘くてほろ苦い、シトロン様との再会。
今、やっと気づきましたーー。
私が死ねない理由はこれだった!
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第36話 god bless you!
- ザフラ国王は、王子たちに判決を言い渡す。
「では、今回の処分を申し渡す」
重苦しい空気のなか、ザフラ国王は言葉を発します。
「第二王子、第三王子は共に王位継承権をはく奪する」
「そして、シトロニア、お前の王位継承権もはく奪する」
「理由はどうであれ、シトロニアが国民や私たちを欺いていたのは事実だ」
「本来であれば、相手が身内であろうとも、事件をうやむやにすべきではなかった」
「その判断が今回の事態を招いたことは否定できない」
「よって、王位継承権一位は繰り上がり、タンジェリンとなる。戴冠式はタンジェリンが二十歳になるまで延期とする」
「そしてシトロニア、お前を国際芸術文化大臣に任命する」
「長きに渡り、この国の芸術の象徴であった王宮劇場が焼け落ちてしまった今、新たな形で国の芸術文化をけん引する存在が必要だ」
「お前が世界で知り得た芸術の素晴らしさを民に広く伝えられるよう、努めがよい」
シトロンは、国王の命を謹んで受けます。
海外で知り得た演劇のすばらしさを、さらに研究、知識を深め、国に持ち帰ると、そう誓って。
日本で得た絆を大切にしろと、国王は最後に言いました。
もう仕えなくてもい、シトロンはガイに命じますがーー。
「俺は王宮に仕えているのではない。お前個人に忠誠を誓ったのだ」
「……シトロニア。新たに始まる、お前の長く果てしない旅路を、これからもそばで見届けさえてほしい」
「……お前の、友として」
ずっとガイと友達になりたかった、シトロン。
ガイの言葉を聞いて、ほほが緩みます。
ニコニコせずにはいられない嬉しさで、会心の笑顔をキラリ。
世界は、シトロンとガイで構成されている。
そう思うほどに、サイコーに鼓動が忙しい。
お似合いすぎる二人に、なんだか複雑な気持ちがいるよ。
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第37話 花の色は
- ついに、劇団に帰ってくるシトロン。
- 紬&ガイの世話により、花壇には赤いラナンキュラスが咲く。
「ただいまダヨ!」
シトロンは仲間と一緒に、MANKAI寮に帰ってきました。
紬とガイは、さっそく花壇へと向かいます。
シトロンが買ってきた名前もわからない種からは、赤い花のラナンキュラスが咲いていました。
花言葉は『あなたは魅力に満ちている』
感情を取り戻したガイもまた、色々な魅力が花開くはずです。
「また芝居がしたい。あんな風に心が震えて、胸の奥底から感情が湧き上がる瞬間を、何度でも味わいたい」
ガイは、正式に冬組の仲間入り。
これからは、立派な演劇バカの一員です。
「えーそれでは、シトロンくんお帰り会兼、ガイさん正式入団おめでとう会を始めたいと思います!」
監督さんの声を合図にして、宴が始まります。
もう一度、春組のみんなと最高のお芝居がしたい。
そう記されたシトロンの最後の巻物は、ずっと有効です。
お酒で盛り上がる中、テレビからフルール賞の発表が聞こえます。
今年のフルール大賞は……『劇団百花』で決まりました。
咲也が演劇に興味を持つきっかけをくれた劇団です。
めでたし、めでだしの巻。
こっそり耳を傾ければ、MANKAI寮からは賑やかな声が聞こえてきます。
注意!妄想だよ。
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第38話 同じ屋根の下で
- 2部のラストを完全版でお届け!
無理しているんです、これでも。
A3の二部が終わり、胸に響く静けさは「なんですか?」
ねぇ……いつ、三部が始まるの。
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徹底考察!A3の三部はいつなのか
ガイが冬組に加入する8幕は、いかがでしたか。
少しでもキュンキュンを共有したくて、頑張ってストーリーをまとめました。
8幕が終わり、二部のメインストーリーは全て終了。
気になる三部はあるのでしょうか。
結論から言えば、絶対に三部はあります。
A3の人気から推測するに、ここで打ち切りはありえません。
開発&運営をしているリベル・エンタテイメントは、アイチュウをリリースしています。
アイチュウも乙女ゲームで、こちらはすでに三部まで配信済み。
ここで注目して欲しいのが、フォロワー数です。
アイチュウのフォロワーは、約10万。
A3のフォロワーは、約40万。
(※2018年6月現在)
アイチュウが三部まで配信されているので、A3も三部まで配信されるはずです。
フォロワー数もA3の方が多く、人気ゲームであることは間違いない。
A3の三部を配信すれば、会社としては売上アップ確実です。
戦艦ゲームをリリースしたり、勢いに乗っている会社ですから、ここは間違いありません。
A3の2周年を迎える2019年1月27日までには、公式さんから発表があると思います。
二部はファンミーティングで制作発表されたので、次のファンイベントで続報がある可能性も……。
気長に待ちながら、ミックス公演やイベントを楽しみましょう!
▼春組第5回公演はコチラ
【A3】イベント『ナイランⅣ』ネタバレ感想!至の黒歴史をおさらい
▼5幕のネタバレと感想
▼6幕のネタバレと感想
▼7幕のネタバレと感想
▼8幕のネタバレと感想
【A3】怪人Fと嘆きのオペラ / 後半 ← 今ここ
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