出典 A3 / 公式ツイッターより。
ぼっち充です。
春組第六回公演は、音楽モノ!
主演を務めるシトロンですが……。
ザフラ王国からやってたきたタンジェリン王子とミカ従者と一緒にランデブー状態。
つまり、妄想が止まらないと。
イベント『春ヶ丘Quartet』ネタバレ感想です。
6~10話をまとめました。
▼1~3話のネタバレはこちら。
最高級の王子シトロン【A3】春ヶ丘Quartet!ネタバレ感想
▼4~6話のネタバレはこちら。
春組の最強お兄さんズ【A3】春ヶ丘Quartet!ネタバレ感想
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『春ヶ丘Quartet』ネタバレ感想
第7話
【ベランダ】
よかったら、合わせてくれませんか。支配人が、簡単に弾けるように楽譜をアレンジしてくれたんです
でも、全然ダメですね。真澄くんみたいに吞み込みが早かったら、オレも本番生で演奏できたかもしれないのに……
この短期間でそれだけ弾けるようになったら、十分ダヨ。いっぱい練習したネ?
シトロンさんが演奏するのを聴いた時から、この曲が大好きなので練習するのが楽しいんです
モーツァルトの《春》……曲名を聞いた時は、オレたち春組にぴったりだなってうれしくて
ワタシにとっても思い入れのある曲ネ。《春》はいつも叙勲式で演奏するヨ
いつか自分の人生にも輝かしい《春》がやってくるはず。定められた運命だとしても、きっと……
この国に来て、MANKAIカンパニーの『春組』に入った時は運命感じたネ
『春組』のみんなと出会えたことは、ワタシの人生の輝かしい《春》だったヨ
オレも、シトロンさんと、『春組』のみんなと家族になれたこと、ずっと運命だと思ってました
みんな全然違うところで、違う生き方をしてきたのに、こんなふうに演劇を通じて繋がることができた
シトロンさんも同じ風に感じてくれてたんですね。なんだかうれしいです
シトロンさんを信じてますから。本当に必要なときは、相談してくれますよね
実は、綴くんやカントクともそんな話をしてたんです。みんな、シトロンさんのこと信じてますよ
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【真澄&綴の部屋】
叙勲式まで一か月以上あるけど、ワタシは不器用だから、早く帰って稽古を積まないといけないヨ
本当は兄さまや春組のみんなのお芝居、観たかったヨ。でも、これ以上優しいみんなに甘えちゃだめネ
兄さまは優しいから、きっとワタシのためにわざと厳しくしてるネ
本当は、ワタシも今ここにいるべきじゃないってわかってたヨ
それなのに、どうしても兄さまに会いたくて……ワガママだったネ
兄さまも本心ではあんな態度とりたくないはずネ。ワタシが兄さまを苦しませてるヨ
ワタシ、尊敬する兄さまのようになりたいネ。そのためには、今までみたいに甘えちゃだめなんダヨ
昔、イヤなことがあると、いつもこうやって兄さまのベットもぐりこんでたネ
兄さまはいつも頭をなでて、なぐさめてくれたヨ。兄さまだけが、ワタシのこと認めてくれたネ
……俺も、子供の頃、イヤなことがあったとき、ばあちゃんの布団にもぐりこんだことがある
辛いときに誰かに寄り掛かることは、別に悪いことじゃない
何も言わなくても、頼んでなくても、うっとうしくても、本当に助けてほしいときは、監督やみんなが助けてようとしてくれる
それが家族なんだって。だから、アンタも甘えていいんだと思う
ちょこっと感想!
私も家族になりたい。
ああなんて素敵。
欲望の%を上げて、家族以上の関係にね。
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第8話
【リビング】
ワタシ、出来が悪いから、早く帰って叙勲式の準備を進めないといけないネ
もう決めたネ。ここに来てよかったヨ。みんな優しくしてくれたし、楽しかったネ
吹っ切れた顔をしてるけど、シトロンくんのこと、本当にいいのかな
せっかく馴染んできたところだったのに、寂しくなるな
そうだな。日本食もしばらく食べられないだろうから、今晩は色々作ってやる
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【中庭】
《成り行きとはいえ、せっかくここまで来たんだ。お前の舞台を見せてやらなくていいのか》
《仮にもお前は国際芸術文化大臣だろう。相手は次期国王陛下だぞ?》
《タンジェリン王子に対する厳しい態度も、本意ではないのだろう》
《父上がタンジェリンに王としての才を見出したのは事実……》
《私もタンジェリンが賢王になる資質を有しているというのはわかっている》
《けれど、タンジェリン自身の気持ちはどうだったのだろうか》
《突然重責を押し付けられて、戸惑わないはずがない》
《ミカを側につけて、頑張っているという報告は聞いていたが、タンジェリンを取り巻く環境は決して楽なものではないだろう》
《私のせいで王位を継ぐことになり、私のせいで比較され、苦しみ続けている》
《タンジェリンには他に夢見ていた未来があったかもしれないのに、それも奪ってしまった》
《そんなタンジェリンに、今こうして大好きな仲間と共に夢を追う自分の姿を見せるのが怖くなってしまった》
《これから、もっと多くの重責がのしかかって来るだろう。それを自覚したときに、タンジェリンは私を恨むかもしれない》
《そう思ったら、今までのように接することができなくなった》
《すべてを押し付けてしまった私に、兄として接する資格があるのだろうか……》
《しかし、タンジェリン王子は今でもお前を愛し、心の拠り所にしている》
《それもまた、わかっている……。だが、どうすべきがわからないのだ》
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壁にミミー、障子にメアリー……背後にマスミ、ネ。盗み聞きは早口言葉600回の刑ダヨ
前聞いたときより増えてるし。ザフラ語わからないから罪にはならない
部屋に置いてるタンジェリンがベットにもぐりこんできて安眠が妨害されてる。なんとかしろ
オー、それはメイワクかけたネ。でも、明日までのめんぼうダヨ
それに昨日、アイツの話を聞いた。アンタを尊敬してて、アンタみたいになりたいって
アンタのヴァイオリンみたいな音、弾きたいのに弾けないって
アイツは王になるのが嫌で逃げ出してきたわけじゃない。ただ、ほんの少し背中を押してもらいたかっただけだ
他の誰でもなく、アンタになぐさめて応援してもらいたくて、ここまで来たんだ
アイツを信じてやれ。アイツは、そんなに子供じゃないし、アンタの考えてることもわかってる
ツヅルはどのくらいヴィオラが弾けるようになったネ?
綴?一昨日合わせてみたけど、咲也と同じくらい。とても舞台の上で生演奏できるレベルじゃない
サクヤとツヅルに、楽器を持って劇場に来るように伝えてほしいヨ
二人に、それからマスミに助けてもらいたいときが来たヨ
ノーノーノー、稽古じゃないヨ。ワタシたちの《春》を楽しむ時間ネ
ちょこっと感想!
確かにシトロンは、悩んでた。
散々塩対応をして、今度は……。
激アマ展開の予感↑↑
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第9話
【中庭】
あ、カントク。マスミ、知らないネ?色々とお世話になったお礼言いたいヨ
【舞台】
《お前にすべてを押し付けた私が、以前のように兄として接していいのか迷っていた》
《もし憎まれていたらと思ったら、正面から向き合うことが怖くなってしまったのだ》
《お前には私にはない素晴らしい素質がある。お前なら私にはなることができなかった王になれるだろう》
《もし、まだ今の私にお前の背中を押すことができるなら。受け取ってほしい》
四重奏も呼吸を合わせてやり取りするのは芝居と同じだ
1stのシトロンくんから、2ndの真澄くんへ、ヴィオラの綴くんへ、チェロの咲也くんへ、音を、旋律を受け渡す
4本の楽器の音が重なり合って、溶け合って、《春》が生まれる……
シトロンくんが、この曲は1本のヴァイオリンだけじゃ完成しないって言ってた意味がわかるな
綴くんも、咲也くんも、演奏の技術はもちろんシトロンくんには及ばないけど、すごく楽しそう。息も合ってる
真澄くんは堂々とした演奏。本当にここまで仕上げちゃうなんてすごいな
柔らかく温かな、シトロンくんの演奏と混ざり合う《春》の音だ
シトロンくんの演奏も前に聴いた時の美しさだけじゃなくて、なんだか楽しげな高揚感、心弾む音色に変わってる
みんなの想いが詰まった最後の一音が空で溶け合って、消える……
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《兄さま、私は兄さまの演奏がやっぱり大好きです!》
《タンジェリン、まだ国に帰るな。叙勲式の準備はお前なら心配いらない。必ずやり遂げられる》
《だから、初日だけでも春組の公演を観に来てほしい》
《私の芸術大使としての仕事ぶりを陛下の代わりに視察するのもお前の役目だろう》
愛する弟にお兄ちゃんの晴れ姿を見てほしいヨ。じゃなきゃ、死んでも死にきれないネ
よかった……いつものシトロンくんだ。タンジェリン王子もうれしそう
タンジェリン王子も観てくれるし、公演もがんばらないとね!
すごくよかったよ!優しい気持ちが伝わってくる素敵な演奏だった
アンタへの気持ちを、伝えたいことをいっぱい込めたから
曲を自分なりに解釈して、表現することが大事だってタンジェリンに聞いた
芝居と似てると思った。台本をただなぞるだけじゃダメで、何をどう表現するかが大事……
アンタと出会えたことが、俺の人生にとっての《春》だったから、だから、それを表現したかった
だからあんなに柔らかくて温かな、シトロンくんの演奏と重なるような《春》の音色だったんだ
真澄くんは今回のヴァイオリンを通じて、演奏技術だけじゃなく、表現する上で大切なものを学んだのかもしれない
きっと、芝居にも活かされるはず……初日が楽しみだな!
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【舞台袖】
《兄さま、兄さまの姿をしっかり目に焼き付けていきますね》
昨日夜通し考えたネ!伝統的なフォーメーションダヨ!
まずイタルは一番端でこう、ネ!チカゲはもう片方の端で、こうダヨ!
ワタシ、MANKAIレッドやるネ!マスミにも譲らないヨ!
タンジェリンのこと弟のようにかわいがってくれたこと、ワタシを信じて見守ってくれたこと、本当にありがとうネ
ワタシの人生の《春》はみんなという家族ができたことダヨ
マスミは意外とおせっかいで優しいネ。初めて会ったときは、こんな男だと思わなかったヨ
これだけ一緒にいても、まだ知らないことばかりダヨ。これからも、きっといろいろ知っていくネ。お互い
きっと、これからももっとずっとみんなのことを大切に想うようになるネ
ーーそれじゃあ、いくネ!MANKAIレンジャー、参上!
ちょこっと感想!
いきなりで行くよ!
開演前の戦隊ポーズ、シャキーン。
ズッこけた!なら大成功。
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第10話
出典 A3 / 公式ツイッターより。
国内最高峰の全寮制音楽学校、私立春ヶ丘音楽高等学校。
入学時から首席として君臨し、皇帝と呼ばれる西園寺エニスは国内のコンクールで賞を総なめにする文字通りの天才だった。
ある日、クラス担任の町田にエニスは呼び出された。
まあ、そう言うなよ。実はヴァイオリンが一人ケガで抜けて困っている奴らがいてな
今はコンクールの準備もないだろう?助けてやってくれないか
同時期に校内独奏コンクールがあるからな。それがなかなか……
いや、ダメ元だったからな。助かるよ。三年の日野克己がまとめ役だから、連絡しとく
クラス担任の町田に、カルテットを組んで学内で行われる室内楽コンクールの出場を提案されたエニス。
室内楽には興味がないと断るが、出場予定だったヴァイオリンの生徒がケガをして欠場になってしまう。
どうしてもと頼みこまれ、仕方なく引き受ける。
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あー、知らないか。ヴィオラ専攻の日野克己。今度の室内楽コンクールの代打引き受けてくれたんだって?
名乗らなくても、みんな知ってる。他の奴ら紹介するから来てくれ
あの僕、西園寺さんの演奏大好きです!この間のコンクールの最終選考も聴きに行ってーー
当然だろう?ボクの方がふさわしいし、1st以外やる気はない
《騎士》か……1stヴァイオリンが目立ちすぎて、ただでさえ目立たないその他がもっと目立たなくなる。無謀だ
この程度すぐに弾けるだろう。楽器を用意してくれないか
唯我独尊な性格で協調性に欠けるエニス。
カルテットのメンバーとの初顔合わせで庸太に決まっていた1stヴァイオリンを自分がやると言い張り、曲目もハイドンの弦楽四重奏からモーツァルトに変更させた。
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曲目を変更してカルテットの練習が始まった。
完璧な独奏状態のエニス。
他のメンバーはその実力に圧倒された。
ーーエニス先輩、もう少し抑えてください。みんなついていけない
西園寺、そんな言い方じゃ伝わらないよ。とりあえず、今日はこのくらいにしたら
エニスと他のメンバーとの演奏が噛み合わない。
エニスも実力差に苛立つ。
指導をする東條や克己がなだめるが、険悪なムードに。
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エニス先輩の音は本物だし、完璧だよ。合わせられない僕の方が悪いんだ
そんな中、自信をなくした悠が庸太に降りると言い出す。
幼馴染の庸太は悠を励まし、エニスに抗議しに向かった。
練習だっていっぱいしてる。それでもあんたの完璧な演奏には届かない
どんなにがんばっても、あんたの演奏に押しつぶされる
理解できない。潰されたくないなら、潰されない演奏をすればいい
ーー演奏がバラバラなのはあんたのせいだ!あんたの音は孤独だ。あんたそのものだ
しかし幼い頃から天才と呼ばれていたエニスには、練習しても完璧にはできない庸太や悠の気持ちが全く理解できない。
自分の個性に潰されるようなら潰されないように演奏すればいいと言い放つ庸太は反発し、エニスの演奏には心がないと告げた。
……どうせこんな状態でコンクールなんて出られないだろ
僕と違って庸太には才能がある。きっとエニス先輩ともやっていけるよ
翌日から練習をさぼる庸太に、真面目な庸太らしくないと悠がなだめにくる。
しかし庸太はエニスと一緒にやりたくないと告げた。
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んー、一年二人は休みか。じゃ、今日は解散ってことで。おつかれー
そんなことを言われたのは初めてです。ボクの演奏は完璧だ。足りないところがあるとは思えない
少なくとも四重奏の曲は、1本のヴァイオリンでは演奏できないよ
一年の二人が休んだことで克己もあっさり練習をさぼって遊びに行ってしまう。
一人、他のコンクールの練習をしていたエニスは、庸太に言われたことについて東條にアドバイスを求める。
完璧な自分の演奏に足りないことがあるとは思えないと話すエニスに、四重奏の曲は1本ヴァイオリンのでは演奏できないと告げる東條。
……わかりました。出ればいいんでしょう。出れば。でも、その前に悠に一言謝ってくださいよ
何故そんなことをしなくてはならない?謝るようなことはしていない
庸太と悠に、ヴァイオリン1本では曲は完成しないから練習に出るようにと告げるエニス。
エニスの歩み寄りによって再び練習を再開しようとするもレッスン室には、克己は居ない。
やる気がなくなりさぼりがちな克己を迎えに、三人でゲームセンターに向かった。
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今まで音楽以外のことを知らなかったエニス。
初めてのゲームセンターで学生らしい遊びを覚え、楽しむことで徐々に三人と打ち解けていった。
エニスの指導で他のメンバーたちの演奏も良くなり、エニス自身の演奏も少しずつ変わっていく。
カルテットとしてまとまりが出てきた四人。
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日野達のカルテットのケガしたって言ってた奴、あいつの経過が良くてコンクール間に合いそうなんだってさ
あ、それと東條先生が呼んでたぞ。後でレッスン室行ってみてくれ
しかしコンクールを欠場することになっていたクラスメイトのケガの経過が良く、コンクールに間に合いそうだとエニスは町田に告げられた。
そんな中、エニスは東條に呼び出される。
いや、今度の国際コンクール、西園寺も考えてみたらどうかと思ってね
毎年カラーが違うからって見送ってたけど、今年はやってみてもいいんじゃないかな。大分演奏も変わってきたし
まあ、カルテットの方もあるとは思うから、軽い気持ちでーー
問題ありません。助っ人はもう必要なくなったらしいので
東條から国際コンクール出場の勧めもあり、エニスはカルテットを抜けることにした。
待ってください!今さらエニス先輩が抜ける必要ないでしょ
ーーやっぱりあんたは孤独だ!楽しいって思ってたのは俺たちだけなのかよ!?
引き留める庸太に対して、エニスはあっさり元々室内楽には興味がなかったからと告げる。
エニスも自分たちとの演奏を楽しんでいると思っていた庸太は、エニスに怒りをぶつけた。
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……いいですよ。どうせ、もうエニス先輩もいないんだし
どうするべきかと戸惑う悠や克己に、エニスなんて必要ないと告げる庸太。
ガチガチの完璧主義。真面目で堅い。いつもより身が入ってないし、今回のコンクールはやっぱりやめとこうか
いくら弾いても、頭の中を流れる音楽に音が足りない。思い描いている音楽にならない。欠けてるんです
……だったら、それが見つかるまでは練習してもムダかもしれないね。今日はもう帰りなさい
国際コンクールの準備をするエニスの演奏を聴いて身が入ってないと指摘する東條。
エニスはいくら弾いても頭の中を流れる音楽に、音が足りないと告げる。
なら、それが見つかるまで練習しても意味がないと、東條はエニスをレッスン室から追い出す。
途方に暮れたエニスを見つけた庸太が戸惑いながらも声をかけた。
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こんなところでどうしたんですか。まだレッスン中なんじゃ?今度の国際コンクール出るんでしょう
いくら弾いても、音が欠けていて、完璧な音楽にならない。カルテットを抜けてから、ずっとーー
……カルテットはヴァイオリン1本では足りないんでしょう。一人でいくら弾いても欠けたままです
戻ってきてください。本人含めて悠や克己先輩とも相談して、今回は大事をとって休んでもらうことになりました
音が足りないと告げるエニスに、カルテットはヴァイオリン1本では音が足りないと答える。
悠や克己や本人とも相談した結果、ケガをしたクラスメイトは大事をとって今回のコンクールを欠場することになったという。
改めてエニスをカルテットに誘う庸太に、うなずくエニス。
あの皇帝がカルテットなんてどうなるかと思ったけど、なかなか面白いことになったものだね
エニスたちのカルテットは、コンクールで圧倒的な演奏を観客の前で披露した。
演奏後の鳴りやまぬ拍手、そして彼らは室内楽コンクールの優勝を果たしたのだった。
《さすがシトロニア様ですね。どんなところでも輝いていらっしゃる》
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【リビング】
それじゃあ、初日の成功と、タンジェリン王子とミカさんとの再会を祈ってーー乾杯!
すき焼きな。日本料理は食べおさめだろうから、たくさん食べるといい
ワタシからはこれネ!この国の大人も子供も夢中になる代物ダヨ!
っていうかこんなのばっかりあげてたら、日本のイメージが
タンジェリン王子もすっかりなじんでる。シトロンくんもきっとうれしいはずーーあれ?
シトロンくん、どこに行ったんだろう。捜しに行こうかな
寮に泊めてくれたこと、ありがとうダヨ。すごく楽しかったヨ
ザフラ国皇太子として、正式に依頼したいことがあるヨ
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【中庭】
ヴァイオリンを弾いてるときのシトロンくんは、本当に生き生きしてるね
ワタシも楽しかったヨ。ヴァイオリン弾きのリクエストを聞いてくれたツヅルに感謝ネ
《春》を春組で演奏できることが本当に幸せネ。それに、タンジェリンに観てもらえたこともうれしかったヨ
今から千秋楽が来るのがさびしいネ。あと2000回公演くらいしたいヨ
さっき、タンジェリン王子から、この公演をザフラ王国でも上演してもらえないかって正式な依頼があったの
演目的にも、音楽っていう共通の文化はザフラ王国の人にも伝わりやすいと思うし……
やっと正式に”ゲージュツはバクハツ大臣”のお仕事できるヨ!
ザフラ王国のみんなもきっと喜ぶネ!今から楽しみダヨ!
また一つ、新しい世界を旅して、忘れられない舞台も思い出も、いっぱい増えてくね
ちょこっと感想!
神様の言う通りーー。
シトロンは、やっぱり王子でした。
どうしよう?ザフラ王国に行ってみたい。
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ザフラ王国ランデブー状態の春組第六回公演でした
シトロンの気持ちに気づいて!
やっぱ、やめて。
これからのアプローチは、男同士でもアリだと思うんだわ。
いいじゃん、シトロンとタンジェリン王子が結ばれれば。
これで、キミの将来も安泰だね。
笑わずに聞いてね。
シトロンは、男性と結婚するべき。
そしたら、乙女の妄想とトキメキが走り出すから。
私の価値観が怪しくなってるって?
なんだか、照れくさいな。
▼エピローグはこちら。
タンジェリン男になる【A3】春ヶ丘Quartet!ネタバレ感想
▼A3特集はこちら。