ザフラ王国ランデブー【A3】春ヶ丘Quartet!ネタバレ感想

春ヶ丘Quartet

出典 A3 / 公式ツイッターより。

ぼっち充です。

春組第六回公演は、音楽モノ!

 

主演を務めるシトロンですが……。

ザフラ王国からやってたきたタンジェリン王子とミカ従者と一緒にランデブー状態。

つまり、妄想が止まらないと。

 

イベント『春ヶ丘Quartet』ネタバレ感想です。

6~10話をまとめました。

 

▼1~3話のネタバレはこちら。

最高級の王子シトロン【A3】春ヶ丘Quartet!ネタバレ感想

 

▼4~6話のネタバレはこちら。

春組の最強お兄さんズ【A3】春ヶ丘Quartet!ネタバレ感想

 

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『春ヶ丘Quartet』ネタバレ感想

第7話

ポイント!

  • 真澄が語る『家族』とは……。

 

【ベランダ】

シトロン
……
咲也
ーーシトロンさん
シトロン
咲也
よかったら、合わせてくれませんか。支配人が、簡単に弾けるように楽譜をアレンジしてくれたんです
シトロン
もちろんダヨ
咲也
……♪
シトロン
……♪
咲也
……ふぅ
シトロン
サクヤ、上達したネ
咲也
でも、全然ダメですね。真澄くんみたいに吞み込みが早かったら、オレも本番生で演奏できたかもしれないのに……
シトロン
この短期間でそれだけ弾けるようになったら、十分ダヨ。いっぱい練習したネ?
咲也
シトロンさんが演奏するのを聴いた時から、この曲が大好きなので練習するのが楽しいんです
咲也
モーツァルトの《春》……曲名を聞いた時は、オレたち春組にぴったりだなってうれしくて
シトロン
ワタシにとっても思い入れのある曲ネ。《春》はいつも叙勲式で演奏するヨ
シトロン
いつか自分の人生にも輝かしい《春》がやってくるはず。定められた運命だとしても、きっと……
シトロン
そんな風にいつか来る《春》を想って演奏したネ
咲也
《春》を想って……
シトロン
この国に来て、MANKAIカンパニーの『春組』に入った時は運命感じたネ
シトロン
『春組』のみんなと出会えたことは、ワタシの人生の輝かしい《春》だったヨ
咲也
オレも、シトロンさんと、『春組』のみんなと家族になれたこと、ずっと運命だと思ってました
咲也
みんな全然違うところで、違う生き方をしてきたのに、こんなふうに演劇を通じて繋がることができた
咲也
奇跡みたいな運命だって
シトロン
本当にそうネ
咲也
シトロンさんも同じ風に感じてくれてたんですね。なんだかうれしいです
シトロン
……サクヤも何も聞かないネ
咲也
タンジェリン王子のことですか?
シトロン
そうダヨ。気になってるネ?
咲也
シトロンさんを信じてますから。本当に必要なときは、相談してくれますよね
シトロン
春組のリーダーは本当に頼りになるネ
咲也
実は、綴くんやカントクともそんな話をしてたんです。みんな、シトロンさんのこと信じてますよ
シトロン
……本当に頼りたくなったら、お願いするヨ
咲也
約束ですよ

 

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【真澄&綴の部屋】

じゃ、電気消すからな。二人ともおやすみ
真澄
おやすみ
タンジェリン
おくやみなさい、ダヨ
真澄
……
タンジェリン
……
真澄
早く寝ろ
タンジェリン
……マスミ、ワタシ決めたよ
真澄
タンジェリン
ザフラに帰るネ
タンジェリン
叙勲式まで一か月以上あるけど、ワタシは不器用だから、早く帰って稽古を積まないといけないヨ
タンジェリン
色々迷惑をかけて、おめんくださいネ
真澄
……春組の公演、来週からだけど
タンジェリン
本当は兄さまや春組のみんなのお芝居、観たかったヨ。でも、これ以上優しいみんなに甘えちゃだめネ
タンジェリン
兄さまは優しいから、きっとワタシのためにわざと厳しくしてるネ
タンジェリン
本当は、ワタシも今ここにいるべきじゃないってわかってたヨ
タンジェリン
それなのに、どうしても兄さまに会いたくて……ワガママだったネ
タンジェリン
兄さまも本心ではあんな態度とりたくないはずネ。ワタシが兄さまを苦しませてるヨ
タンジェリン
ワタシ、尊敬する兄さまのようになりたいネ。そのためには、今までみたいに甘えちゃだめなんダヨ
真澄
……
タンジェリン
昔、イヤなことがあると、いつもこうやって兄さまのベットもぐりこんでたネ
タンジェリン
兄さまはいつも頭をなでて、なぐさめてくれたヨ。兄さまだけが、ワタシのこと認めてくれたネ
タンジェリン
でも、もうそれじゃだめダヨ……
真澄
……俺も、子供の頃、イヤなことがあったとき、ばあちゃんの布団にもぐりこんだことがある
真澄
辛いときに誰かに寄り掛かることは、別に悪いことじゃない
真澄
それが家族の役割だって、この劇団に入って知った
真澄
何も言わなくても、頼んでなくても、うっとうしくても、本当に助けてほしいときは、監督やみんなが助けてようとしてくれる
真澄
それが家族なんだって。だから、アンタも甘えていいんだと思う
タンジェリン
……ありげーたーダヨ
真澄
……
タンジェリン
マスミ、兄さまみたいネ
真澄
うっとうしい
タンジェリン
それでも、それが『家族』ネ?
真澄
……ふん

 

ちょこっと感想!

私も家族になりたい。

ああなんて素敵。

欲望の%を上げて、家族以上の関係にね。

 

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第8話

ポイント!

  • 胸の内を語る、シトロン。

 

【リビング】

タンジェリン
おそようダヨ!
シトロン
……
タンジェリン
《兄さま。私は明日ザフラに帰ります》
シトロン
ーー
千景
明日ザフラに帰る?ずいぶん急だな
監督さん
え!?
咲也
タンジェリン王子、帰っちゃうの!?
来週から公演なのに
監督さん
せっかくシトロンくんが主演だし、観ていかない?
そんなに急がないといけないのか?
タンジェリン
ワタシ、出来が悪いから、早く帰って叙勲式の準備を進めないといけないネ
タンジェリン
みんな、おこわになったネ
お世話な
監督さん
……このまま帰っちゃって本当にいいの?
タンジェリン
もう決めたネ。ここに来てよかったヨ。みんな優しくしてくれたし、楽しかったネ
監督さん
そう……
監督さん
吹っ切れた顔をしてるけど、シトロンくんのこと、本当にいいのかな
せっかく馴染んできたところだったのに、寂しくなるな
咲也
ーーじゃあ、盛大にお別れパーティーしましょう!
そうだな。日本食もしばらく食べられないだろうから、今晩は色々作ってやる
俺も手伝いますよ
じゃあ、お兄さんたちはお土産用意するか
千景
食玩以外な
なら、日本伝統のカプセルトイで
千景
お前に任せるとガラクタだらけになるな
シトロン
……

 

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【中庭】

シトロン
……
ガイ
《シトロニア》
ガイ
《成り行きとはいえ、せっかくここまで来たんだ。お前の舞台を見せてやらなくていいのか》
ガイ
《仮にもお前は国際芸術文化大臣だろう。相手は次期国王陛下だぞ?》
シトロン
《……わかっている》
ガイ
《タンジェリン王子に対する厳しい態度も、本意ではないのだろう》
ガイ
《いつかの自分を見ているようで、直視できないか》
シトロン
《……お前にはお見通しだな》
シトロン
《怖くなったのだ》
シトロン
《父上がタンジェリンに王としての才を見出したのは事実……》
シトロン
《私もタンジェリンが賢王になる資質を有しているというのはわかっている》
シトロン
《けれど、タンジェリン自身の気持ちはどうだったのだろうか》
シトロン
《突然重責を押し付けられて、戸惑わないはずがない》
シトロン
《ミカを側につけて、頑張っているという報告は聞いていたが、タンジェリンを取り巻く環境は決して楽なものではないだろう》
シトロン
《私のせいで王位を継ぐことになり、私のせいで比較され、苦しみ続けている》
シトロン
《タンジェリンには他に夢見ていた未来があったかもしれないのに、それも奪ってしまった》
シトロン
《そんなタンジェリンに、今こうして大好きな仲間と共に夢を追う自分の姿を見せるのが怖くなってしまった》
ガイ
……
シトロン
《これから、もっと多くの重責がのしかかって来るだろう。それを自覚したときに、タンジェリンは私を恨むかもしれない》
シトロン
《そう思ったら、今までのように接することができなくなった》
シトロン
《すべてを押し付けてしまった私に、兄として接する資格があるのだろうか……》
ガイ
《しかし、タンジェリン王子は今でもお前を愛し、心の拠り所にしている》
シトロン
《それもまた、わかっている……。だが、どうすべきがわからないのだ》

 

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真澄
……
シトロン
壁にミミー、障子にメアリー……背後にマスミ、ネ。盗み聞きは早口言葉600回の刑ダヨ
真澄
前聞いたときより増えてるし。ザフラ語わからないから罪にはならない
真澄
それより、アンタに言いたいことがある
シトロン
……真面目な話ネ?
ガイ
では、俺は席を外そう
真澄
……
シトロン
言いたいことって何ネ?
真澄
部屋に置いてるタンジェリンがベットにもぐりこんできて安眠が妨害されてる。なんとかしろ
シトロン
オー、それはメイワクかけたネ。でも、明日までのめんぼうダヨ
真澄
辛抱
真澄
それに昨日、アイツの話を聞いた。アンタを尊敬してて、アンタみたいになりたいって
シトロン
ーー
真澄
アンタのヴァイオリンみたいな音、弾きたいのに弾けないって
真澄
それにアンタのヴァイオリン聴かせてやれよ
真澄
アイツは王になるのが嫌で逃げ出してきたわけじゃない。ただ、ほんの少し背中を押してもらいたかっただけだ
真澄
他の誰でもなく、アンタになぐさめて応援してもらいたくて、ここまで来たんだ
真澄
アイツを信じてやれ。アイツは、そんなに子供じゃないし、アンタの考えてることもわかってる
真澄
意外としっかりしてる強い奴だと思う
シトロン
ーー
シトロン
マスミ……やっぱり、早口言葉600回の刑ネ
真澄
なんでだよ
シトロン
ツヅルはどのくらいヴィオラが弾けるようになったネ?
真澄
綴?一昨日合わせてみたけど、咲也と同じくらい。とても舞台の上で生演奏できるレベルじゃない
シトロン
十分ネ
シトロン
サクヤとツヅルに、楽器を持って劇場に来るように伝えてほしいヨ
シトロン
二人に、それからマスミに助けてもらいたいときが来たヨ
真澄
今日は稽古オフの日だろ
シトロン
ノーノーノー、稽古じゃないヨ。ワタシたちの《春》を楽しむ時間ネ

 

ちょこっと感想!

確かにシトロンは、悩んでた。

散々塩対応をして、今度は……。

激アマ展開の予感↑↑

 

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第9話

ポイント!

  • タンジェリンに四重奏を披露する。

 

【中庭】

タンジェリン
……ここにもいないネ
監督さん
タンジェリン王子
タンジェリン
あ、カントク。マスミ、知らないネ?色々とお世話になったお礼言いたいヨ
監督さん
ちょうどよかった。タンジェリン王子を呼びに来たの
監督さん
真澄くんもあっちにいるから、行こう
タンジェリン
?わかったヨ

 

 

【舞台】

タンジェリン
稽古中ネ?
監督さん
ううん、今日はオフだよ

 

シトロン
ーーみんな、調弦するネ
真澄
……♪
……♪
咲也
……♪
タンジェリン
ーー
タンジェリン
《兄さま、ヴァイオリンを……?》
シトロン
《……タンジェリン、不安にさせてすまなかった》
シトロン
《お前にすべてを押し付けた私が、以前のように兄として接していいのか迷っていた》
シトロン
《もし憎まれていたらと思ったら、正面から向き合うことが怖くなってしまったのだ》
シトロン
《お前には私にはない素晴らしい素質がある。お前なら私にはなることができなかった王になれるだろう》
シトロン
《私は誰よりもそう信じているよ》
タンジェリン
《兄さま……》
シトロン
《もし、まだ今の私にお前の背中を押すことができるなら。受け取ってほしい》
シトロン
……いくネ
咲也
はい!
真澄
いつでも
っし
シトロン
……♪
監督さん
四重奏も呼吸を合わせてやり取りするのは芝居と同じだ
監督さん
1stのシトロンくんから、2ndの真澄くんへ、ヴィオラの綴くんへ、チェロの咲也くんへ、音を、旋律を受け渡す
監督さん
4本の楽器の音が重なり合って、溶け合って、《春》が生まれる……
監督さん
シトロンくんが、この曲は1本のヴァイオリンだけじゃ完成しないって言ってた意味がわかるな
……♪
咲也
……♪
監督さん
綴くんも、咲也くんも、演奏の技術はもちろんシトロンくんには及ばないけど、すごく楽しそう。息も合ってる
真澄
……♪
監督さん
真澄くんは堂々とした演奏。本当にここまで仕上げちゃうなんてすごいな
監督さん
柔らかく温かな、シトロンくんの演奏と混ざり合う《春》の音だ
シトロン
……♪
監督さん
シトロンくんの演奏も前に聴いた時の美しさだけじゃなくて、なんだか楽しげな高揚感、心弾む音色に変わってる
シトロン
……♪
監督さん
みんなの想いが詰まった最後の一音が空で溶け合って、消える……

 

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タンジェリン
ーーっ
タンジェリン
《兄さま、私は兄さまの演奏がやっぱり大好きです!》
シトロン
《タンジェリン、まだ国に帰るな。叙勲式の準備はお前なら心配いらない。必ずやり遂げられる》
シトロン
《だから、初日だけでも春組の公演を観に来てほしい》
シトロン
《私の芸術大使としての仕事ぶりを陛下の代わりに視察するのもお前の役目だろう》
タンジェリン
《ーーはい》
シトロン
《それに、何より……》
シトロン
愛する弟にお兄ちゃんの晴れ姿を見てほしいヨ。じゃなきゃ、死んでも死にきれないネ
タンジェリン
《兄さま……!》
監督さん
よかった……いつものシトロンくんだ。タンジェリン王子もうれしそう
やれやれ、やっといつもの調子に戻ったか
千景
日本のお兄さんズも一安心だな
ま、こういういざこざも兄弟の証でしょ
監督さん
タンジェリン王子も観てくれるし、公演もがんばらないとね!
咲也
そうですね!
真澄
ねえ、俺の演奏どうだった?
監督さん
すごくよかったよ!優しい気持ちが伝わってくる素敵な演奏だった
真澄
アンタへの気持ちを、伝えたいことをいっぱい込めたから
真澄
音楽は、ただ楽譜をなぞるだけじゃダメなんだって
真澄
曲を自分なりに解釈して、表現することが大事だってタンジェリンに聞いた
真澄
芝居と似てると思った。台本をただなぞるだけじゃダメで、何をどう表現するかが大事……
監督さん
うん、そうだね
真澄
アンタと出会えたことが、俺の人生にとっての《春》だったから、だから、それを表現したかった
監督さん
真澄くん……そんな風に思ってくれてたんだね
監督さん
だからあんなに柔らかくて温かな、シトロンくんの演奏と重なるような《春》の音色だったんだ
監督さん
真澄くんは今回のヴァイオリンを通じて、演奏技術だけじゃなく、表現する上で大切なものを学んだのかもしれない
監督さん
きっと、芝居にも活かされるはず……初日が楽しみだな!

 

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【舞台袖】

監督さん
シトロンくん、初座長で迎える初日はどんな気持ち?
シトロン
ワキワキするネ!
監督さん
よかった。何も心配いらなそうだね
タンジェリン
《兄さま、兄さまの姿をしっかり目に焼き付けていきますね》
ミカ
《舞台の成功を心よりお祈り申し上げます》
シトロン
二人の応援のおかげで、やる気もムキムキダヨ!
咲也
円陣はどうしますか?
シトロン
昨日夜通し考えたネ!伝統的なフォーメーションダヨ!
真澄
嫌な予感がする
同じく
シトロン
まずイタルは一番端でこう、ネ!チカゲはもう片方の端で、こうダヨ!
シトロン
ツヅル、マスミはここで、サクヤはこうネ!
咲也
これって……
千景
戦隊ポーズだな
なんで……
シトロン
ワタシ、MANKAIレッドやるネ!マスミにも譲らないヨ!
真澄
いらないし
シトロン
MANKAIレンジャー、参上!で、ポーズとるヨ!
締まらない……
監督さん
あはは
シトロン
みんな、今回は色々心配かけてごめんくさっダヨ
シトロン
タンジェリンのこと弟のようにかわいがってくれたこと、ワタシを信じて見守ってくれたこと、本当にありがとうネ
シトロン
ワタシの人生の《春》はみんなという家族ができたことダヨ
シトロン
マスミにも世話になったヨ
真澄
……
シトロン
マスミは意外とおせっかいで優しいネ。初めて会ったときは、こんな男だと思わなかったヨ
真澄
もう世話なんて焼かない
監督さん
まあまあ
シトロン
これだけ一緒にいても、まだ知らないことばかりダヨ。これからも、きっといろいろ知っていくネ。お互い
監督さん
……
シトロン
きっと、これからももっとずっとみんなのことを大切に想うようになるネ
シトロン
シュクラン……
監督さん
シトロンくん……
シトロン
ーーそれじゃあ、いくネ!MANKAIレンジャー、参上!
咲也
さ、参上!
千景
参上
さんじょー
真澄
はあ……
やれやれ

 

ちょこっと感想!

いきなりで行くよ!

開演前の戦隊ポーズ、シャキーン。

ズッこけた!なら大成功。

 

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第10話

ポイント!

  • 春組第六回公演、開幕。

 

春組第六回公演『春ヶ丘Quartet』フライヤー画像

出典 A3 / 公式ツイッターより。

 

国内最高峰の全寮制音楽学校、私立春ヶ丘音楽高等学校。

入学時から首席として君臨し、皇帝と呼ばれる西園寺エニスは国内のコンクールで賞を総なめにする文字通りの天才だった。

 

ある日、クラス担任の町田にエニスは呼び出された。

 

町田
西園寺、校内室内楽コンクールに出てみないか?
エニス
ボクが?何故ですか?
町田
何故って、お前もこの学校の生徒だろう
エニス
室内楽に興味ありません
町田
まあ、そう言うなよ。実はヴァイオリンが一人ケガで抜けて困っている奴らがいてな
町田
今はコンクールの準備もないだろう?助けてやってくれないか
エニス
他に適任がいるのでは
町田
同時期に校内独奏コンクールがあるからな。それがなかなか……
エニス
……わかりました
町田
え、本当に?
エニス
そちらから頼んでおいて、何故そんなに驚くんですか
町田
いや、ダメ元だったからな。助かるよ。三年の日野克己がまとめ役だから、連絡しとく

 

クラス担任の町田に、カルテットを組んで学内で行われる室内楽コンクールの出場を提案されたエニス。

室内楽には興味がないと断るが、出場予定だったヴァイオリンの生徒がケガをして欠場になってしまう。

どうしてもと頼みこまれ、仕方なく引き受ける。

 

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克己
まさか皇帝が俺らと室内楽とは……
エニス
……キミは?
克己
あー、知らないか。ヴィオラ専攻の日野克己。今度の室内楽コンクールの代打引き受けてくれたんだって?
エニス
…ああ。西園寺エニスだ
克己
名乗らなくても、みんな知ってる。他の奴ら紹介するから来てくれ
庸太
1stヴァイオリンの向井庸太。一年です
エニス
一年が1st?
克己
主席入学の将来有望な一年だからな
えっと、チェロの米田悠です。庸太と同じく一年です
あの僕、西園寺さんの演奏大好きです!この間のコンクールの最終選考も聴きに行ってーー
エニス
1stはボクがやる
庸太
え?
エニス
当然だろう?ボクの方がふさわしいし、1st以外やる気はない
克己
あー……でももう練習が進んでてさ……
庸太
……わかりました
克己
え?いいのか?
庸太
構いません
エニス
曲は?
克己
ハイドンの弦楽四重奏74番
エニス
《騎士》か……1stヴァイオリンが目立ちすぎて、ただでさえ目立たないその他がもっと目立たなくなる。無謀だ
エニス
どうせやるならモーツァルトの《春》がいい
庸太
は……?
克己
いやでも、もう練習もーー
エニス
この程度すぐに弾けるだろう。楽器を用意してくれないか
……え!?あ、ぼ、僕ですか!?
エニス
早くしてくれ
は、はい!
庸太
……
克己
さすが、皇帝様……

 

唯我独尊な性格で協調性に欠けるエニス。

カルテットのメンバーとの初顔合わせで庸太に決まっていた1stヴァイオリンを自分がやると言い張り、曲目もハイドンの弦楽四重奏からモーツァルトに変更させた。

 

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エニス
軽く合わせてみよう
え?初見でですか?
克己
マジかよ……
庸太
はあ……
エニス
……♪
庸太
ーー
克己
すげ……
庸太
この音……圧倒的すぎる
これが皇帝の音楽……!飲み込まれるみたいだ
エニス
……話にならない
克己
勘弁してくれよ。あんたと同じようになんて無理だ
エニス
練習してくるように
庸太
……

 

曲目を変更してカルテットの練習が始まった。

完璧な独奏状態のエニス。

他のメンバーはその実力に圧倒された。

 

エニス
ーー♪
庸太
ーーエニス先輩、もう少し抑えてください。みんなついていけない
エニス
だったらついてこられるように努力すればいい
庸太
……
克己
それができたら苦労しないって
エニス
チェロ、四十三小節目からずれてる
あ、すみません……!
エニス
全体的に音が耳障りだ
庸太
なーー
克己
あー……
すみません……
東條
西園寺、そんな言い方じゃ伝わらないよ。とりあえず、今日はこのくらいにしたら
エニス
……
あの、エニス先輩ーー
エニス
失礼する
……
克己
やっぱり、皇帝に室内楽はムリだろ
庸太
合わせる気がない人と合わせるなんてムリです
東條
うーん、困ったね

 

エニスと他のメンバーとの演奏が噛み合わない。

エニスも実力差に苛立つ。

指導をする東條や克己がなだめるが、険悪なムードに。

 

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僕、今回のコンクールは降りるよ
庸太
は!?何言ってんだよ。一緒に出るって約束しただろ
僕じゃ足手まといだ
庸太
エニス先輩のことなら、降りるのは先輩の方だろ
エニス先輩の音は本物だし、完璧だよ。合わせられない僕の方が悪いんだ
庸太
ーー
庸太?どこにーー

 

そんな中、自信をなくした悠が庸太に降りると言い出す。

幼馴染の庸太は悠を励まし、エニスに抗議しに向かった。

 

庸太
エニス先輩!
エニス
庸太
悠が今どんな気持ちでいると思ってるんですか
庸太
練習だっていっぱいしてる。それでもあんたの完璧な演奏には届かない
庸太
どんなにがんばっても、あんたの演奏に押しつぶされる
エニス
理解できない。潰されたくないなら、潰されない演奏をすればいい
庸太
ーー演奏がバラバラなのはあんたのせいだ!あんたの音は孤独だ。あんたそのものだ
エニス
ーー

 

しかし幼い頃から天才と呼ばれていたエニスには、練習しても完璧にはできない庸太や悠の気持ちが全く理解できない。

 

自分の個性に潰されるようなら潰されないように演奏すればいいと言い放つ庸太は反発し、エニスの演奏には心がないと告げた。

 

庸太
……
練習をサボるなんて庸太らしくないよ
庸太
……どうせこんな状態でコンクールなんて出られないだろ
僕と違って庸太には才能がある。きっとエニス先輩ともやっていけるよ
庸太
やっていきたくなんてない

 

翌日から練習をさぼる庸太に、真面目な庸太らしくないと悠がなだめにくる。

しかし庸太はエニスと一緒にやりたくないと告げた。

 

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克己
んー、一年二人は休みか。じゃ、今日は解散ってことで。おつかれー
エニス
……
東條
あれ?西園寺一人?
エニス
音が孤独だと言われました
東條
孤独?
エニス
そんなことを言われたのは初めてです。ボクの演奏は完璧だ。足りないところがあるとは思えない
東條
少なくとも四重奏の曲は、1本のヴァイオリンでは演奏できないよ
東條
西園寺の演奏だけじゃ「足りない」んじゃないかな
エニス
……

 

一年の二人が休んだことで克己もあっさり練習をさぼって遊びに行ってしまう。

一人、他のコンクールの練習をしていたエニスは、庸太に言われたことについて東條にアドバイスを求める。

 

完璧な自分の演奏に足りないことがあるとは思えないと話すエニスに、四重奏の曲は1本ヴァイオリンのでは演奏できないと告げる東條。

 

庸太
悠?練習ならもうーー
エニス
……
庸太
エニス先輩……
エニス
何故練習に出てこない?
庸太
俺なんて必要ないでしょう
エニス
四重奏の曲はヴァイオリン1本では完成されない
庸太
ーー
庸太
……わかりました。出ればいいんでしょう。出れば。でも、その前に悠に一言謝ってくださいよ
エニス
何故そんなことをしなくてはならない?謝るようなことはしていない
庸太
ーーっとに、あんたはもう

 

庸太と悠に、ヴァイオリン1本では曲は完成しないから練習に出るようにと告げるエニス。

 

あれ?克己先輩は?
エニス
このところ姿を見ない
庸太
どうせまたあそこでしょ

 

エニスの歩み寄りによって再び練習を再開しようとするもレッスン室には、克己は居ない。

やる気がなくなりさぼりがちな克己を迎えに、三人でゲームセンターに向かった。

 

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克己
っし、ゲット!
庸太
ほら
克己
あれ?どうしたの、みんな
エニス
なんだここは?
ゲームセンター、来たことないですか?
エニス
ない
克己
じゃ、ちょっとやってみる?
庸太
練習はどうするんですか
克己
まあまあ、これも社会勉強の一つってことで
エニス
……このボタンを押せばいいのか
克己
クレームゲームやる皇帝ってレアだな

 

今まで音楽以外のことを知らなかったエニス。

初めてのゲームセンターで学生らしい遊びを覚え、楽しむことで徐々に三人と打ち解けていった。

 

エニス
もっと軽く。アウフタクトを意識して
……
エニス
2ndはもっと前に出て。この前の勢いで
庸太
ーー
エニス
今の四小節は悪くなかった
庸太
え……
ほ、本当ですか?
エニス
ああ
克己
珍しい
庸太
四小節だけでしょう
でも、すごい進歩だよ!
克己
たしかに
エニス
ーー
克己
皇帝も笑うんだな
エニス
どういう意味だろうか
克己
そのままだよ
庸太
初めて見た
うん……!

 

エニスの指導で他のメンバーたちの演奏も良くなり、エニス自身の演奏も少しずつ変わっていく。

カルテットとしてまとまりが出てきた四人。

 

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町田
いやーおつかれ。慣れないこと頼んですまなかったな
エニス
町田
あれ?聞いてないか?
町田
日野達のカルテットのケガしたって言ってた奴、あいつの経過が良くてコンクール間に合いそうなんだってさ
エニス
……
町田
あ、それと東條先生が呼んでたぞ。後でレッスン室行ってみてくれ
エニス
……わかりました

 

しかしコンクールを欠場することになっていたクラスメイトのケガの経過が良く、コンクールに間に合いそうだとエニスは町田に告げられた。

そんな中、エニスは東條に呼び出される。

 

エニス
失礼します
東條
ああ、西園寺か
エニス
話というのは?
東條
いや、今度の国際コンクール、西園寺も考えてみたらどうかと思ってね
東條
毎年カラーが違うからって見送ってたけど、今年はやってみてもいいんじゃないかな。大分演奏も変わってきたし
東條
まあ、カルテットの方もあるとは思うから、軽い気持ちでーー
エニス
やります
東條
え?でも、向こうの練習もあるんじゃない?
エニス
問題ありません。助っ人はもう必要なくなったらしいので
東條
……?

 

東條から国際コンクール出場の勧めもあり、エニスはカルテットを抜けることにした。

 

庸太
エニス先輩、どうして練習来なかったんですか
エニス
ヴァイオリンは三人も必要ないだろう
庸太
え?あ、あいつのケガのことーー
エニス
失礼する
庸太
待ってください!今さらエニス先輩が抜ける必要ないでしょ
エニス
元々室内楽には興味がなかったんだ
庸太
--っ
エニス
コンクール頑張ってくれ
庸太
ーーやっぱりあんたは孤独だ!楽しいって思ってたのは俺たちだけなのかよ!?
エニス
……

 

引き留める庸太に対して、エニスはあっさり元々室内楽には興味がなかったからと告げる。

エニスも自分たちとの演奏を楽しんでいると思っていた庸太は、エニスに怒りをぶつけた。

 

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克己
で、どうする?
エニス先輩ありきの《春》ですしね……
克己
元々やる予定だった《騎士》に戻すか
庸太
……いいですよ。どうせ、もうエニス先輩もいないんだし
庸太……

 

どうするべきかと戸惑う悠や克己に、エニスなんて必要ないと告げる庸太。

 

エニス
……♪
東條
んー……演奏が元に戻ったね
エニス
元に?
東條
ガチガチの完璧主義。真面目で堅い。いつもより身が入ってないし、今回のコンクールはやっぱりやめとこうか
エニス
……音が足りないんです
東條
ん?
エニス
いくら弾いても、頭の中を流れる音楽に音が足りない。思い描いている音楽にならない。欠けてるんです
東條
……だったら、それが見つかるまでは練習してもムダかもしれないね。今日はもう帰りなさい
エニス
ーー

 

国際コンクールの準備をするエニスの演奏を聴いて身が入ってないと指摘する東條。

エニスはいくら弾いても頭の中を流れる音楽に、音が足りないと告げる。

 

なら、それが見つかるまで練習しても意味がないと、東條はエニスをレッスン室から追い出す。

途方に暮れたエニスを見つけた庸太が戸惑いながらも声をかけた。

 

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エニス
……
庸太
……エニス先輩?
エニス
……
庸太
こんなところでどうしたんですか。まだレッスン中なんじゃ?今度の国際コンクール出るんでしょう
エニス
音が足りないんだ
庸太
え?
エニス
いくら弾いても、音が欠けていて、完璧な音楽にならない。カルテットを抜けてから、ずっとーー
庸太
……カルテットはヴァイオリン1本では足りないんでしょう。一人でいくら弾いても欠けたままです
エニス
ーー
庸太
戻ってきてください。本人含めて悠や克己先輩とも相談して、今回は大事をとって休んでもらうことになりました
庸太
俺たちも音が足りないんです
エニス
……わかった

 

音が足りないと告げるエニスに、カルテットはヴァイオリン1本では音が足りないと答える。

悠や克己や本人とも相談した結果、ケガをしたクラスメイトは大事をとって今回のコンクールを欠場することになったという。

 

改めてエニスをカルテットに誘う庸太に、うなずくエニス。

 

町田
……《春》か
東條
あの皇帝がカルテットなんてどうなるかと思ったけど、なかなか面白いことになったものだね
町田
無理を承知で頼んだ甲斐があった
東條
色々大変だったみたいだけど
司会
本コンクール最優秀賞はーー

 

エニスたちのカルテットは、コンクールで圧倒的な演奏を観客の前で披露した。

演奏後の鳴りやまぬ拍手、そして彼らは室内楽コンクールの優勝を果たしたのだった。

 

タンジェリン
ーー
タンジェリン
《兄さま、兄さまはやっぱりすごいです……!》
ミカ
《さすがシトロニア様ですね。どんなところでも輝いていらっしゃる》
ガイ
《やり切ったみたいだな》

 

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【リビング】

監督さん
それじゃあ、初日の成功と、タンジェリン王子とミカさんとの再会を祈ってーー乾杯!
咲也
乾杯!
三角
かんぱーい
シトロン
カンパイダヨ!
なんか多国籍だな
監督さん
日本料理とザフラ料理?
千景
ミカがいるうちにザフラ料理を極めときたくて
監督さん
前にも食べたけど、見たことないのもあるね
太一
あ、これ、ケバブッスか?うまそ~!
監督さん
これはチャーハンみたいだけど……
千景
スパイスで炊き込んである
監督さん
わ~、おいしそう!
日本料理も色々あるぞ
タンジェリン
あ、ワタシ、すきすきすきネ!
すき焼きな。日本料理は食べおさめだろうから、たくさん食べるといい
タンジェリン
はい!
ちょっと作りすぎちゃいましたかね
まあ、大丈夫だろう
咲也
おいしいです!
うまい
太一
おかわりッス!
たしかに……どんどん減ってく
これ、お土産
あ、カプセルトイは回避したんすね
千景
その代わりフィギュアになった
あんまり変わらないじゃないっすか
三角
これ、お土産さんかくあげる~
ご当地ペナント……
THEお土産だな
監督さん
ある意味すごく日本らしいかも
シトロン
ワタシからはこれネ!この国の大人も子供も夢中になる代物ダヨ!
真澄
プラモデル……
さすがシトロン、わかってる
っていうかこんなのばっかりあげてたら、日本のイメージが
千景
外交大丈夫か
それにしても、公演のカルテットすごく良かったな
三角
音楽がピカピカしてキレイだった~
タンジェリン
兄さまもマスミも、ツヅルもサクヤもすごかったネ!
真澄
当たり前だ
ありがとうな
咲也
タンジェリン王子に観てもらえてよかった!
監督さん
タンジェリン王子もすっかりなじんでる。シトロンくんもきっとうれしいはずーーあれ?
監督さん
シトロンくん、どこに行ったんだろう。捜しに行こうかな
タンジェリン
ーーカントク
監督さん
タンジェリン
寮に泊めてくれたこと、ありがとうダヨ。すごく楽しかったヨ
監督さん
そう。よかった!
タンジェリン
今回の公演も素晴らしかったネ。それで……
タンジェリン
ザフラ国皇太子として、正式に依頼したいことがあるヨ
監督さん
え……?

 

監督さん
ーー
監督さん
この音色は……

 

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【中庭】

シトロン
……♪
監督さん
やっぱりシトロンくんだ
シトロン
ーー
監督さん
ヴァイオリンを弾いてるときのシトロンくんは、本当に生き生きしてるね
監督さん
今日の演奏も芝居もすごく素敵だった
シトロン
ワタシも楽しかったヨ。ヴァイオリン弾きのリクエストを聞いてくれたツヅルに感謝ネ
シトロン
《春》を春組で演奏できることが本当に幸せネ。それに、タンジェリンに観てもらえたこともうれしかったヨ
監督さん
シトロンくん、よかったね
シトロン
今から千秋楽が来るのがさびしいネ。あと2000回公演くらいしたいヨ
監督さん
それはかなりのロングランだね……!
シトロン
そのくらい、大好きな舞台になったヨ
監督さん
じゃあ……追加公演しようか
シトロン
オー?
監督さん
さっき、タンジェリン王子から、この公演をザフラ王国でも上演してもらえないかって正式な依頼があったの
監督さん
演目的にも、音楽っていう共通の文化はザフラ王国の人にも伝わりやすいと思うし……
監督さん
総監督としてはぜひ受けたいとーーきゃ!?
シトロン
カントク!それってサイコーネ!
監督さん
ちょ、ぐるぐる回したら目がーー!
シトロン
すっごくすっごく、うれしいヨ!
監督さん
ま、待って、一回離して!
シトロン
やっと正式に”ゲージュツはバクハツ大臣”のお仕事できるヨ!
監督さん
そんな役職名だったっけ……?
シトロン
ザフラ王国のみんなもきっと喜ぶネ!今から楽しみダヨ!
監督さん
うん、春組のみんなも楽しみだって!
監督さん
また一つ、新しい世界を旅して、忘れられない舞台も思い出も、いっぱい増えてくね
シトロン
ワタシの旅は、まだまだ続くヨー!

 

ちょこっと感想!

神様の言う通りーー。

シトロンは、やっぱり王子でした。

どうしよう?ザフラ王国に行ってみたい。

 

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ザフラ王国ランデブー状態の春組第六回公演でした

シトロンの気持ちに気づいて!

やっぱ、やめて。

 

これからのアプローチは、男同士でもアリだと思うんだわ。

いいじゃん、シトロンとタンジェリン王子が結ばれれば。

これで、キミの将来も安泰だね。

 

笑わずに聞いてね。

シトロンは、男性と結婚するべき。

そしたら、乙女の妄想とトキメキが走り出すから。

 

私の価値観が怪しくなってるって?

なんだか、照れくさいな。

 

▼エピローグはこちら。

タンジェリン男になる【A3】春ヶ丘Quartet!ネタバレ感想

 

▼A3特集はこちら。

【祝☆2周年】ぼっちを満開に咲かせて

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