出典 A3/ 二部公式サイト
A3、ラストイケメン役者。
ガイが加入する8幕のネタバレと感想を書いていきます。
3回にわけて、全てのストーリーを完全網羅!
今回は【8幕】10~21話をまとめました。
表情の乏しいガイが、笑顔を取り戻すまでの内容となっております。
一緒に感動をおさらいしましょう!
▼1~9話のネタバレはこちら
【A3】ガイはシトロンの元従者!8幕のネタバレとストーリーの感想
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【8幕】ネタバレとストーリーの感想
第10話 色褪せたAI
- ガイも加わり、新公演に向け練習を開始。
「やはり、アンドロイドに感情を表現することは難しいようだ」
演技の基礎を身に着けるため、稽古をするガイ。
ただ、どうしても感情的表現が弱くなってしまいます。
今日から始まった新公演の練習。
ガイは、オペラ座の怪人で主役を演じます。
サイボーグのような復讐劇ではなく、感情に飲み込まれる人間らしい演技。
それが、ガイには足りませんでした。
「AIに人間的な感情はプログラミングされてないのか?」
疑問を投げる、丞。
「一応備わっているが、人間らしさを損なわない程度のもので、極度に希薄だ」
「アンドロイドが一時の感情に流されるようでは、冷静に任務を遂行できないからな」
ガイは、相変わらず不愛想に答えます。
「シトロニアの言う通り、俺はポンコツなのだろう」
自分を責めるような物言いのガイ。
今後は人間らしいふるまいを意識して、生活を送ります。
芝居のヒントを得るため、小さな感情に耳を傾けて。
こうして、初日の稽古は終了します。
一人で考えにふける、ガイ。
(シトロニア、何故俺をこの国に置いていった。何故あんなウソをついたんだ……?)
ZEN ZEN ヘッチャラ 大丈夫!
ZEN ZEN 心配いらないさ!
透明人間にもなれちゃう乙女は、いつでもガイの味方だよ。
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第11話 いつか咲く花
- 紬と一緒に花を育てることになったガイ。
- ガイから見た冬組の印象とはーー。
ガイをお気に入りのカフェに呼び出す、紬。
二人きりになり、少し質問をします。
「今までの人生の中で怒ったり、悲しかった出来事はありますか?」
ーー特にない。
「それじゃあ、うれしかったり、大笑いしたり、感動したことは?」
ーー思い浮かばない。
ウソがなさそうなガイの本音に、紬は少し悲しくなります。
やがて劇団に戻り、紬は小さな芽を見せます。
「これ、シトロンくんが植えた球根なんです」
ーーシトロニアが……?
「でも何が育つのかは、わからないんです。シトロンくんが種類を見ないで買ってきたらしくて……」
「シトロンくんは花が咲くのを楽しみにしていました。シトロンくんの代わりに、一緒にこの花を育ててくれませんか?」
こうして、一緒に花を育てることに。
出典 A3 / アプリ内スチル
「……冬組はどうですか?」
花を見つめるような優しい瞳で、紬は声を掛けます。
ガイは機械のように淡々と分析。
【冬組の印象】
- 他の組より精神的に成熟しており、落ち着いている。
- それぞれ過度に干渉しあうことなく、適度な距離を保っている。
【高遠 丞の印象】
- 盲目的に演劇に打ち込んでおり、すべてを演劇に絡めて考える傾向がある。
- 他者にはあまり興味がないように見える。
【雪白 東の印象】
- 寛容で優しく人当たりがいいが、他人に一線を引いている。
- 浮世離れしていて人間味が薄い、秘密主義だ。
【御影 密の印象】
- 過眠を繰り返すマシュマロモンスター。
- どこか策漠としていて虚無を感じるが、マシュマロがあれば満足そうだ。
【有栖川 誉の印象 】
- ポエムと容姿が独創的。
- 悩みがなさそうに見える。
「それが合っているのかは、ガイさん自信で確かめてみて下さい」
宿題を出す先生のように、そう言葉を返します。
誰だってアンドロイド分析を受けたいんだ!
王子の従者からあれこれ分析されて、心を丸裸にされたいんだ。
今、笑い返してくれないと……これは黒歴史になるんだ。
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第12話 壊れ物の価値
- かつて『壊れたサイボーグ』と言われた誉とガイの会話を、完全版でお届け!
誉から誘いを受け、一緒に買い物に行くことになったガイ。
買い物中、誉が身に着けている懐中時計の針が狂ってしまいーー。
誉は自信を救ってくれた、壊れた時計の話をします。
誉センセーによる、愛のポエムで泣きそう。
いきなりでごめんね、やっぱり誉も好き。
MANKAIカンパニーを、これ以上好きにさせないでよ。
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第13話 孤独な内戦
- オペラ座の怪人を舞台にした、新公演の台本が完成。
ついに、新公演の台本が完成。
クリスティーヌを男にした新解釈の『オベラ座の怪人』です。
冬組の新公演は《怪人Fと嘆きのオペラ》で決まり。
【主演】ファントム役 / ガイ
オペラ座に住まう仮面をかぶった怪人。
【準主演】クリス役 / 紬
ファントムの歌を聞く若手オペラ歌手。
【助演A】ラウル役 / 丞
クリスを応援している親友。
【助演B】カール役 / 密
クリスのライバル歌手。
【助演C】フィル役 / 東
オペラで働いていたラウルの兄。
【助演D】リチャード役 / 誉
オペラ座の新マネージャー。
19世紀、パリ、オペラ座。
劇場を舞台にした歌手同士の因縁と友情の物語。
ガイが演じるファントムは、憎しみや悲しみを内に秘め、復讐のためだけに生きている役です。
さっそく稽古しますが、表情が乏しく人間味がありません。
繊細な感情表現が課題になります。
こうして、初日の練習は終了。
寝食を共にしたガイは、少しずつメンバーとも仲良くなります。
失われた家族や思い出と向き合い、ただひたすらに眠る密。
ふと、仲間に対してある疑問がーー。
自分か考えていた印象とは、別の一面を持っていることに違和感を感じます。
ガイの理性がぶっ飛んだ瞬間が見たい!
歪んだ純愛(BL)で、乙女の願望を押し付けてぇーよー。
そうそうそうそうなんだ、ボーイズラブで武者震え。
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第14話 兄弟の記憶
- 東さんの弱い一面を知る、ガイ。
ガイは、東さんに声を掛けます。
「……雪白は弱いのか?」
「御影が、雪白のことをたまに守ってあげたくなると言っていた」
「俺から見れば、雪白は成熟した大人だ。庇護を必要としているようには見えない」
最初に抱いた印象とは違う一面をもっている、それを確かめるようにーー。
ガイは答えを求めました。
小さい頃に家族を事故で亡くした、東さん。
ずっと独りで生きてきました。
一人で迎える朝が怖くて、救いを求めるように添い寝の仕事をして。
この劇団に入ってからは、そんな不安な気持ちはなくなってーー。
東さんは、静かに過去について話しました。
その話を聞いたガイの手は、自然と東さんの頭上にーー。
子供を慰めるように、頭を撫でます。
今度は、ガイが兄弟について話します。
アンドロイドの自分には兄弟がいないので、代わりにシトロンの話。
「シトロニアと三人の弟王子はそれぞれ母親が違っていて、第四王子とは仲がいいが、第二、第三王子との折り合いが悪かった」
「いつもシトロニアは弟たちとの関係について悩んでいた」
話しているうちに、昔の記憶が蘇ります。
東ピンチ!東ピンチ!東ピンチ!
とりあえず、私が東さんのベットに這いよりますか?
添い寝屋を愛す、不純の神ですよ(東ピンチ!)
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第15話 盲目の理由
- 丞に興味を持つ、ガイ。
朝5時、玄関前で待ち伏せをするガイ。
丞と一緒にそのままランニングをすることに。
「自分なりに冬組メンバーを分析したのだが、実際にヒアリングしてみると誤差があることがわかった」
「それを修正したい」
丞のことを知りたいガイは、一緒にストリートアクトをします。
人通りの少ない早朝。
次第に人はたくさん集まって、ガイは驚きます。
自分の演技を見て、これだけの人が笑顔になっていることが。
それが、丞が夢中になる『芝居』の魅力でした。
以前、シトロンも同じようなことを言っていてーー。
路上でアドリブ演技をして、二人は劇団に帰ってきました。
芝居に盲目な丞。
ただ、それ以外の一面もあることをガイは知ります。
ラスト、紬に問いかけます。
「以前、冬組メンバーについてどう思うか聞いただろう。あの時の分析とは皆それぞれ違っていた」
「……あとは月岡だけだ」
返ってきた言葉はーー。
「……俺のことは、板の上で感じてください」
紬、むかむか無理やりされがち(何を?)
体ポカポカ、丞の神々(狙いますか?)
理想の展開を望むけれど、現在なんとBLゲームではなかったヨ。
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第16話 デフラグ
- アンドロイドなのに、夢を見るガイ。
新公演の練習。
ガイの表情にある変化がーー。
掛け合いの時に、自然と表情が動くようになりました。
練習も終え、倉庫の魔窟エリアから支配人が登場。
初代冬組の公演『オペラ座の怪人』の映像が出てきます。
芝居のヒントを探すため、みんなで上演会をすることに。
なぜか、じっと初代冬組メンバーを見るガイ。
悪夢で目が覚めたガイ。
出典 A3 / アプリ内スチル
「……ーーいや、違う。夢じゃない。デフラグだ。毎晩のサスペンド中に行われる、記憶データの整理システムだ」
「俺はアンドロイドだ。夢は見ない」
昨日と同じように稽古をしますが、ガイの表情は鉄仮面に戻っていました。
同室の東さんは異変に気付いて、仲間たちに衝撃の発言。
「……彼、アンドロイドじゃないよ。生身の人間だと思う」
『アンドロイド』なんて言ってないよ!多分絶対言わない。
そう言わんばかりの、突然のガイ人間疑惑。
なにもかも矛盾すぎる世界は、楽しいね。
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第17話 A作戦
- アンドロイドか人間かを確かめるために、一同はA作戦を実行!
ガイがアンドロイドじゃない……!?
普通に考えたら当然なのに、なんとなく機械だと疑わなかった一同は騒然。
「ボクもそっちの面白いしそれでいいかなと思ってたんだけど、彼、夢を見てるみたいだし」
「アンドロイドは夢を見ないでしょ」
東さんのセリフには説得力がありました。
さっそくガイが人間なのかを調べるため、ある作戦を実行します。
まずはA作戦。
ガイの背後から脅かしてみますが、一切表情が動きません。
作戦失敗です。
次はB作戦。
何も言わずに、ワサビ味のマシュマロをあげてみます。
ただ、こちらも顔色一つ変えずに完食。
またもや、作戦失敗です。
もうこれまでか、と思ったその時ーー。
「この漢字は書けない」
支配人のあて名書きを手伝っていたガイから、衝撃の発言。
高性能アンドロイドのはずなのに、難しい漢字が書けない。
この事実に、一つの仮説を立てます。
結論として、ガイは人間。
昔、日本に住んでいて言葉をマスターしたが、何かの事情で記憶喪失に。
名前も思い出せない状況で、誰かにアンドロイドだと言われてーー。
それを信じて疑わないのでは、という名推理です。
「……ともかく、アンドロイドであれ人間であれ、ガイさんはガイさんです。俺たちは今まで通り接しましょう」
リーダーである紬は、名推理で盛り上がるメンバーを落ち着かせます。
機械だと信じて疑わない、ガイ。
隙あらば、キッスを狙い撃ち。
モラルを飛び越えた乙女の暴走により、アンドロイドはいつも幸せ。
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第18話 記憶回路
- 記憶回路に支障をきたす、ガイ。
「……俺は、ここに来たことがある」
記憶回路に支障をきたしのか、ガイは何かを思い出します。
「ーー違う。俺はアンドロイドだ……開発者はいても、父はいない」
今度は顔色が悪くなってーー。
「この間初代冬組の公演映像を観てから、繰り返しデフラグでエラーが起こる」
「覚えのない記憶データが毎晩のデフラグで頻繁に現れるんだ」
混乱するガイ。
すかさずメンバーは、矢継ぎ早に質問を投げかけます。
ーーデフラグって夢のこと。
ーーキミは人間なんじゃないかね?
ーーアンドロイドに父親はいないはず。
「やめてくれ!!」
ガイは、初めて大きな声で感情を表に出しました。
一同は反省します。
ただ、取り乱したことこそが人間の証です。
ガイは感情を表現できないのではありません。
できないと思い込んでいるだけの、同じ『人』でした。
多少のバグさえ愛おしい。
そう思っていたガイは、まさかまさかの人間だったぜー。
もうこれからは一方通行じゃなくて、シトロンを愛してあげてね。
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第19話 ぼろぼろのお守り
- ガイとシトロンの出会いを完全版でお届け!
- シトロンから渡されたぼろぼろのお守りには、マイクロチップが内蔵されていた。
ガイは、初めての感情に一人で悩んでいました。
声を掛ける、監督さん。
「シトロンくんとは小さい頃からの知り合いなんですよね。ずっと従者をしてたんですか?」
こうして、シトロンとの出会いを話し始めます。
最初はただの兵士として王宮に雇われた。
……俺の配属された部隊は特殊なところで、いわゆる表には出せない部類の任務をこなしていた。
進んで入りだがる者がいないため、ワケありの者ばかりが集まった掃きだめと言われていたところだ。
そこで俺は様々な武器の扱い方や、諜報活動に関する知識を叩き込まれた。
そうして、厳しい訓練を終えて、いよいと任務につくという頃……シトロニアと出会った。
話を聞き終わった監督さん。
シトロンからもらったお守りを見せます。
ガイがたくさん笑えるようにと、願いが込められた大切な物。
そのお守りを見て、ガイはびっくりします。
かつて、ガイがシトロンにあげたぼろぼろのお守り。
中に何か入っているようでーー。
確認すると、シトロンがこっそり仕込んだマイクロチップがありました。
ガイの記憶のヒントを探るため、中のデータを解析にかけます。
元スパイ、密&千景の出番。
解析を終え、結果を伝えます。
「チップの中身はザフラ王国のデータベースにアクセスするためのキーだった」
「そのキーを使うと戸籍情報が見られる」
「ガイ……紺子木涯」
Wow Wow 夢にまで見たガイの正体は『人間』
もう妄想ばっかしてらんないよ。
これで星が照らす、女神のようなアンドロイドハーレムルートの妄想は終了。
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第20話 マイクロチップ
- マイクロチップには、ガイの身元情報が記録されていた。
ガイがシトロンの従者になる時、身元を徹底的に調べ上げられました。
その調査結果がマイクロチップに入っています。
中には、10歳の時の戸籍情報が載っていました。
父が日本人で、母が外国人。
記憶が流れこみ、ガイは全てを思い出します。
やはり、ガイは人間でした。
ずっとアンドロイドだと思っていたため、頭が真っ白になってそのまま眠ってしまいます。
「ガイは今、一番つらいと思う。きっと自分が何者かわからなくなりかけてる」
「だから、みんなでついててあげたい」
密の提案により、目が覚めるまで様子を見守ります。
「アンドロイドだと思った原因は、義父のせいです……」
そんなにガイをいじめて、もうお父さんのバカ!
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第21話 オイル漏れ
- ガイの記憶を完全版でお届け!
幼い頃、俺は日本に住んでいた。
日本人で売れない役者たった父とザフラ人の母と、三人家族の慎ましい暮らし。
昔からあまり喜んだり騒いだりすることのなかった俺は、母から何を考えているかわからないと不審がられることがあった。
母が普通の子供と違うと心配するたび、父はいつもそれを笑い飛ばした。
笑いたくなったら笑えばいいし、泣きたくなったら泣けばいい。
無理して普通にすることはない。
自分を偽る必要なんてないと、父はいつも俺を安心させてくれた。
そんな父がある日、MANAKIカンパニーの公演に連れて行ってくれた。
生まれて初めて観る芝居は楽しくて、すごく感動したことを覚えている。
「面白かったか、ガイ?」
「うん。次はお父さんが舞台の上にいるところも観たい」
「はは、父さんもっとがんばるな」
そんな話をしてまもなく、母は一向に役者として芽の出ない父に愛想をつかし、離婚を切り出した。
生活が安定しない中、母もたった一人で、父以外身内のいない国で生きていく孤独に耐えられなかったのかもしれない。
一方的に離婚届を突きつけると、母は俺を連れてザフラ王国へと帰ろうとした。
別れ際、父は俺にあのお守りを握らせた。
いつか、きっと迎えに行くと言って。
俺はその言葉を信じて、母と共にザフラ王国へ移り住んだ。
しかし、父からの音沙汰はなく、帰国してまもなく、母は再婚した。
新しく出来た義父は、自分に懐かず感情を見せない俺を気味悪がって敬遠した。
繰り返し感情のないアンドロイドだと非難し……威圧的に接してきた。
俺はますます心を閉ざすようになり、いつしか日本にいたことも思い出せなくなっていた。
出典 A3 ガイの記憶
この年まで自分をアンドロイドだと思い込んでいた、ガイ。
お守りの中に、紙を発見します。
何か書いてあるーー。
「涯がたくさん笑えますように」
それは、父の字でした。
ガイの視界がにじみます。
それは塩辛くて、オイル漏れなんかじゃありません。
人間が流す『涙』でした。
翌日。
ガイの顔は晴れやかで、豊かな表情で生き生きと演技をします。
初日の稽古がウソのように、感情表現ができていました。
これなら、きっと公演もうまくいくーー。
ガイの成長に甘酸っぱい喜びを感じる、監督さん。
これからのガイは、やりたい放題大暴れ。
MANKAIカンパニーでたくさん咲かせましょう!
これ青春 アンダースタンド?
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新キャラのガイは『人間』だった
ザフラ王国の英知を結集して作られた、アンドロイド。
そんな設定を全て覆し、ガイは人間でした。
直感で顔がタイプだったので、なんとなく「人間かな?」と思っていたら……やっぱり人間。
とりあえず、乙女の直感は最強。
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