【LGBT】修学旅行のお風呂は地獄!身体を見られるのが苦痛すぎ

【LGBT】修学旅行のお風呂は地獄

出典 GIRLY DROP

ぼっち充です。

私は、性同一性障害。

19歳のときに手術を受け、男性から女性になりました。

 

楽しいはずの修学旅行。

ただ、LGBTにとっては悪魔的イベントになることも。

 

私の場合、同級生と入るお風呂が苦痛でした。

なぜなら、自分の身体を見られたくないから。

当時の心境、赤裸々に告白します。

 

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修学旅行は地獄!LGBTのお風呂事情

修学旅行、好きですか?

ふつーは、楽しいよね。

友達とワイワイして、THE青春って感じで。

 

でも、私は嫌いでした。

個人的には、地獄イベント!

「どうやって風邪をひいて休もう」と考え、心の底から楽しんだことはないよ。

 

なぜ、好きになれないのか。

答えは簡単で、性同一性障害だったから。

 

男性として生まれた私ですが、心は女性。

24時間、同級生と一緒に過ごすことが嫌でした。

 

「逆ハーレムみたいで楽しそう!」

楽観的な意見が聞こえそうですが、全然そんなことありません。

 

トランスジェンダーのお風呂は、違うねん。

当事者は、自分の身体に死ぬほど嫌悪感を持っています。

 

性別を変えたいほど嫌いなわけ。

つまり、全身コンプレックスです。

 

それを誰かに見られるのって、心がえぐられるよ。

恥ずかしさを通り越して、究極的に自尊心が傷つくから。

要するに、自分の身体を見られたくわけ。

 

修学旅行のお風呂なんてさ。

同級生に、全てをさらけ出すわけでしょ。

身体の全てを。

 

そんな状況で、お風呂なんか楽しめんわ。

一分一秒でも早く、頭だけ洗って脱出だよ。

 

どれだけ寒くても、心から震えても。

湯船に浸かる時間、ないからね。

ゼロだよ、ゼロ。

 

お風呂イベントさ、毎日あるじゃん。

それに加えて、服の着換え&トイレ問題もあるし。

心がホッとできる時間……ないんですけど。

 

もし自宅なら……

鍵をかけた自室で安全に着替えられて。

トイレだって、個室なのに。

 

どれだけ私が絶望したのか、わかりますか。

冗談抜きで拷問かと思いました。

 

修学旅行の就寝中、私の寝言がコレだよ。

もう嫌だ!

 

翌日、友達に笑いながら指摘されました。

「寝言を言ってたよ」って。

 

ねえ、どう返したらいいの?

本音がダダ漏れだった、そう言えばいい?

(実際は、愛想笑いをしてました)

 

こんなに楽しめない修学旅行、小中高ずっと繰り返し。

空を背にして泣きたかったね。

 

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憂鬱のオンパレード!それが修学旅行

LGBTにとって、みんなで入るお風呂は地獄です。

「こういう理由で修学旅行に行きたくない」

正直にカミングアウトできる勇気、私にはありませんでした。

 

学校のお泊りイベント。

同級生は、旅行前から盛り上がって。

みんなが楽しそうにしてる中、私は心を殺して修学旅行に参加してました。

 

地獄行き(お風呂イベなど)を回避する1つの方法として、親や教師にカミングアウトがあります。

でも、現実的には難しい。

 

私は、ただ耐え忍ぶことしかできなかった。

信頼できる誰かに話すこともしなかったから。

 

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性転換ぼっちの憂鬱

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