【ザノンフィクション】ぼけますからよろしくお願いします→無理です

ザ・ノンフィクション「ぼけますから、よろしくお願いします。~特別編~」

出展 ザ・ノンフィクション / 公式サイトより。

ぼっち充です。

 

もし最愛の人が認知症になったら。

アナタは、それでも愛せる自信がありますか。

私なら、無理です。

 

2019年12月8日放送、ザ・ノンフィクション。

「ぼけますから、よろしくお願いします。~特別編~」感想です。

 

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「ぼけますから、よろしくお願いします」あらすじ

2018年11月に公開されたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」

 

東京のミニシアター1館で始まったこの映画は口コミで評判を呼び、全国で劇場公開され9万3000人を動員。

ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒットとなった。

 

そして、2019年10月、令和元年度の文化庁映画賞で「文化記録映画部門」の大賞を受賞。

今回『ザ・ノンフィクション』では、受賞を記念して、記録映像を再編集、再構成した「特別編」をお送りする。

 

この映画の始まりは2016年9月に2週にわたり放送された『Mrサンデー』の特集企画。

広島・呉市で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。

 

18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。

結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は静かに見守っている。

 

そんな「私」に45歳の時、乳がんが見つかる。

めそめそしてばかりの娘を、ユーモアたっぷりの愛情で支える母。

 

母の助けで人生最大の危機を乗り越えた「私」は、父と母の記録を撮り始める。

だが、ファインダーを通し、「私」は少しずつ母の変化に気づき始めた…。

 

2014年、母はアルツハイマー型認知症の診断を受ける。

その時から、90歳を超えた父が80代後半の母の介護をする日々がはじまる…。

 

病気であることを突きつけられ苦悩する母。

95歳で初めてリンゴの皮をむく父…。

 

認知症の患者を抱えた家族の日々を、娘である「私」の視点から丹念に描いた渾身のドキュメンタリー作品。

出展 ザ・ノンフィクション / 公式サイトより。

 

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認知症になる前に死にたい

認知症と老々介護。

医療が発達した現代の弊害ですよね。

 

今の世の中は、昔に比べて長生きしやすい。

でも、健康寿命はあるわけで。

ムダに生き続けても、身体は悲鳴をあげてると。

 

本当に無慈悲ですよね。

認知症なんて、昔はなかったと思うのになぁ。

 

人間の尊厳を失ってまで生きるのは、辛いよ。

認知症は、症状が進めば自分の子供すら識別できなくなるので。

もはや、生き地獄とすら思います。

 

アナタは、健康寿命を超えてまで生きたいと思いますか。

もし私なら……。

「あの人はまだ若かったのに」と、惜しまれながら死にたいかな。

 

20代で死んでもウエルカムですね。

年老いて、シワだらけの自分の顔を見るより。

一番最高の状態で死にたいとすら思います。

 

20代はちょっと早いので、30代がちょうどいいかな。

どんなに長く生きても、60歳手前がいいです。

私の場合ですけどね。

 

プライドだけは一人前なので。

介護されてまで生きたくない。

ヨタヨタ歩く自分も嫌。

 

結論、誰かに迷惑をかけるくらいなら。

別に無理して生きようとは思わないです。

 

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認知症の配偶者を愛せますか

だからこそ、今回の密着取材は胸に響きました。

あぁ、人生はなんて残酷なんだろう。

って、実感します。

 

認知症が進んで、厄介者されてると感じ始める母。

ついには、「死にたい」と口ずさむように。

嗚咽しながら訴える母に、なんて言葉をかけたらいいのでしょうか。

 

きっと、母は真面目なんだと思います。

誰かに迷惑をかけたくない。

昔は完璧にこなしていた家事ができなくなり、自分の存在意義を見失って。

自暴自棄に陥っている状態。

 

認知症のリアルが、そこにはありました。

かくいう私の祖母も、認知症です。

お昼は寝てばっかりだし、暴言を吐くようになるし。

まぁ、うざいです。

 

脳の衰えは嫌ですね。

それでも、懸命に支援する介護の人がいて。

見守る家族がいて。

必死に生きてるんすよねぇ。

 

自分の親でも介護は嫌なのに、それを仕事にする介護職の人。

あの人たちは、ブッダの生まれ変わりか何か?

どれほど心がピュアなのかと思ってしまいます。

 

私ならできん。

死んでも嫌だ。

他人様の親の介護とか、もうそれ何地獄。

そこまで人間できてないんで、無理ですね。

 

今回の密着取材で登場する、認知症の母。

彼女が旦那さんの手を握ろうとした瞬間がありましてね。

黙って手を握り返す旦那さん。

 

いやはや、心に響くもんがありますねぇ。

自分がボケても、手を握ってくれる夫ですよ。

長年連れ添っても、まだ愛してくれるその姿にクラっときました。

 

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長寿大国にも弊害がある

2019年12月8日放送、ザ・ノンフィクション。

「ぼけますから、よろしくお願いします。~特別編~」感想でした。

 

私は、本気で人を愛したことがないです。

最愛の人が認知症になっても、介護はできない。

よって、配偶者がボケたら何とか離婚したいかな。

 

そもそも、自分の両親が認知症になっても。

介護できる自信はありません。

 

だからこそ、老々介護で認知症と立ち向かう今回の密着取材。

純粋な気持ちで凄いと思いました。

 

▼過去の名作はこちら。

【ザ・ノンフィクション】神回まとめ!きらら超え名作動画を発掘しよ

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