ぼっち充です。
「ごきげんよう」と、挨拶する大家さん。
うむ、実に奥ゆかしい女性ですね。
そんな大家さんとの日常を描いた「大家さんと僕」
お笑い芸人・矢部太郎の漫画で有名になりましたね。
しかしながら、大家さんは死亡。
彼女に「さようなら」の意味も込めつつ、本の感想を書いていきます。
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図書館からプレゼントだよ
図書館で予約していた本が、やっと届きましたよ。
買うまでもないけど、読んでみたい。
そんな本が『大家さんと僕』です。
なんと、定価1,000円。
1食分のランチって考えると、買うのためらうよね。
カラテカの矢部太郎が書いた漫画です。
いいなー、お笑い芸人なのに印税生活でしょ。
夢が膨らむ芸能界ってやっぱり素敵!
矢部くんは、大家さんの家の二階に間借りしてます。
(※モデルとなった大家さんは、すでに死亡)
「ごきげんよう」と挨拶する上品な大家さんとの交流を描いた作品です。
矢部くん、はぁちゅう信者かな。
日常生活、全てはネタってことでしょ。
超有名ブロガー。
人生全てをコンテンツにする魔人。
温かいソフトな絵柄が特徴です。
いわゆる、ゆるほっこり系の漫画かな。
正直な話、絵が特別うまいわけじゃないので。
この作画クオリティでお金を稼げるとは驚き。
何を書くかーー。
つまり、題材が重要なんだと学びました。
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夢の印税生活「大家さんと僕」
読みました、読みましたよ。
ベストセラーだけあって、面白いね。
約100ページの漫画。
1時間もあれば読み切れますね。
ラクガキチックな絵柄なので。
嫌味じゃなくて、スラスラと読めるね。
……ゴメン、嫌味でした。
ねぇねぇ、私のこと嫌いになった?
やっぱりツンデレがモテると思うんだわ。
たまには毒を吐いていこうと決めました。
にしても、大家さんが超いい人なの。
チャーミングすぎるわけ。
物腰も柔らかいし。
だって、挨拶が「ごきげんよう」だよ。
おいおい、宝塚かと思っちゃうだろ。
「最近の若者は~」
と、文句しか言わない老人と違ってさ。
大家さんは、若者に敬意を持ってる印象。
し・か・も、だ。
大家さんは、伊勢丹が大好き。
イコール、めっちゃお金持ってるわけ。
お金に余裕があると、心に余裕が生まれるからね。
そういうの大事よ。
ワンチャン、遺産で一発逆転人生できるし。
こういう年寄りには、優しくしたいと思います。
私の婆ちゃんなんか、宗教の幹部だからね。
うん、理解に苦しむ。
お布施の金があるなら、初孫にお金をくださいな。
いいなー、いいなー。
私も素敵な大家さんをネタにして。
夢の印税生活を送りたいなー。
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「大家さんと僕」感想!
『大家さんと僕』は、23個のショートストーリーで構成されています。
- おかえりなさい。
- お一人暮らし。
- 大家さんの部屋。
- ライトとおやき。
- おすそわけ。
- うどんとホタル。
- 初めてのケンカ。
- 誕生日のサプライズ。
- 赤いスーツケース。
- 大家さんの誕生日。
- ライバル。
- 僕の悩み。
- 伊勢丹ランデブー。
- 遺品の整理。
- 太宰と初恋。
- 告白。
- ごきげんよう。
- 九州旅行。
- 特攻隊とえみちゃん。
- 綿あめとハレンチ。
- 入院。
- ひとりは寂しい。
- 大家さんと僕。
数あるエピソードの中でも、『誕生日のサプライズ』は逸材。
矢部くんの誕生日を祝う大家さん。
彼女が用意した誕生日ケーキは、おはぎでした。
しかも、刺さっているロウソクは仏壇用。
年季を感じるよね。
今日の大家さんは無敵だぞ。
だって、漫画のネタが豊作で。
その話を絵にするだけで、バカ売れだから。
ずっちーよ!
大家さんのセンスがズルいってばよ。
私は都会っ子だから、近所の人とは距離を置きたいわけ。
プライベートを大事にしたいタイプ。
でも、この大家さんなら許す。
なんか可愛いし、エピソードがお金になるからね。
……一番ずっちーのは私でした。
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マダムな大家さんになりたい!
『大家さんと僕』感想でした。
日頃のストレスを忘れされるほどに、ほっこりする作品。
矢部さんと大家さんの人柄が素晴らしいですね。
もういいじゃん。
二人は結婚すればええんやないの?
と思ったのは、私だけでしょうか。
残念ながら、大家さんはすでに天命を全うされましたが……。
私も年を重ねたら、「ごぎげんよう」と言えるマダムになりたい。
いや、あれだな。
挨拶の仕方より、とりあえず金持ちマダムになれたらいいな。