高校の体育は、ビリーズブートキャンプでした。
バスケとかサッカーとかではなく、ビリー隊長と地獄のお付き合い。
約束だよ！
ビリー隊長とのワンツーマンレッスンで、私の青春は消えていきました。
一秒先の未来には、ビリーだよね。
120人中、学年の成績は4位。
中学生のときは、メガネ優等生の地位を確立していました。
メガネドジっ子として才能を開花させる優等生に何があったのか。
通信制の高校に通い、ビリーズブートキャンプで単位をゲットすることになった経緯をお伝えします。
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体育の授業が嫌いすぎた幼少期
ねえ、知ってる？
ボールって、体に当たると痛いの。
つまり、逃げるが勝ち。
サッカーの授業では、ボールから逃げるのが鉄則なチキチキチキンでした。
運動音痴どころか、やる気がない。
体育の授業を受けたくはありませんでした。
チキチキガールは閃きます。
「通信制の高校に通えば、体育の授業はないんじゃね」
逃げるように、通信制の高校に入学
逃げるのが大好きなチキンガール。
何度でも逃げるよ、We can HUGっとビリー隊長。
通信制の高校なので、同級生とスポーツをすることはありません。
その代わり、体育に関するレポートの提出が必須でした。
- 年に5日ほど学校に通う。
- 教科書の内容に沿ったレポートを提出する。
- 成果物に取り組む。
上記の条件をすべて満たすことが、単位の認定条件です。
『成果物』に関しては、何を提出してもOK。
単位に関連する内容で、自由に取り組みます。
夏休みの自由研究のようなイメージですね。
1秒先の未来は、ビリー隊長
想像してみて下さい。
1秒先の未来で、ビリー隊長にしごかれている自分を。
君と僕の出会いは 、Oh Yeah 。
紀元前からの贈り物！ビリー隊長。
脳内がぐるぐるとおかしくなりますよ。
ビリーのいない世界は、そうBad！
離れちゃダメだよ。国宝級のビリー隊長。
話は変わりますが、当時はビリー隊長が大人気でした。
空前絶後のビリー隊長は、１週間で痩せる驚異的なダイエット術を編み出しました。
そのプログラムこそが「ビリーズブートキャンプ」
母が興味津々だったので、日頃の感謝を込め、ビリー隊長のDVDをプレゼントしました。
ついでに、高校の体育の単位にしてやろと思い立ったのが、私とビリー隊長との出会いです。
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ビリーズブートキャンプで心がバキバキに！
私は、元々痩せていました。
ビリーズブートキャンプをしたのも、筋肉つけて体重を増やしたかったからです。
１週間のエクササイズでは、見た目の変化はありませんした。
「このままではやばい……」
見た目が変わらないということは、成果物として認められないことになります。
成果物として認定されるには、腹筋をバキバキに割るしかない
Before / Afterの写真を提出しなければいけないと、脅迫観念にかられました。
結果、腹筋と心をバッキバッキに割るのに、6か月もかかりました。
ただ、ビリーズブートキャンプは１週間のプログラムです。
軍隊式の詰め込みエクササイズを、24週間も延長するバカって私だけやで。
ビリー隊長直伝の激しい運動で、リビングのフローリングもバキバキに折れたかんね。
日に日に腹筋が割れてくる、毎日のレポート写真。
ビリーズブートキャンプを成果物にするなんて、魔王よりも恐ろしいからね。
結果、単位は認定されました。
通知表の成績は『5』と最高評価を頂きましたが、サッカーよりハードな体育になりました。
ビリー隊長とお付き合いをするのは一週間がベスト！
本末転倒にならないように、成果物は慎重に選んで下さいね。
