何回も殺されては目が覚める。
夜が怖くて、死ぬ夢ばかりをみて、また不安になって。
一つ、夜が怖い。
二つ、夜が怖い。
三つ、夜が怖い。
小さいときに感じた、夜の怖さを書きました。
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物心ついたときから夜が怖い
太陽が沈んで、夜が来る。
当たり前のことなのに、夜が来るのが怖くて一人でいるのが不安でした。
物心ついたときから、ずっと。
5才の時、親や兄と一緒の部屋で寝ていました。
家族と一緒にいるのに、漠然とした不安に恐われる毎日。
不審者が侵入して、強盗殺人に巻き込まれるかもしれない。
刃物をつきつけられて、バラバラに刺されるかもしれない。
その時は家族を見捨てて、ベランダから飛び降りて逃げよう。
骨がボロボロになっても、誰かに殺されるよりはマシ。
小さい頃から、何回も殺されては目が覚める。
私が見る夢は、銃で撃たれたり、刃物で刺されたり、不幸な結末でいつも苦しみながら死にます。
バッドエンドの夢を何回も見るくらいに、寝る直前は不安でいっぱいでした。
高校生になっても17時以降は不安でいっぱい
やがて、私は高校生になりました。
日が沈む17時以降は、基本的にもう出歩きたくない。
夜になって一人で外にいるもんなら、5秒に1回くらい後ろを振り返ります。
少しでも怪しい人間を見つけたら、立ち止まって相手を観察。
不安対象が目の前を通過してから、ようやく再び歩ける。
はたから見れば、常軌を逸していますが、それくらい不安でした。
高校生になってアルバイトをしたら、帰る時間は夜の10時。
私としては、もうジ・エンド。
帰れる許容時間を過ぎているので、バイト先の先輩に家まで送ってもらいました。
それが難しいようなら、とんでもない交通違反のスピードを出しチャリで帰ります。
今思い返しても、末恐ろしい高校生。
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夜が怖いことに理由なんてない
前世で誰かに殺された?
精神論でしか理由を説明できないくらい、心あたりがありません。
物心ついたときから、夜は大嫌いでした。
理論的に分析したとしたら、テレビから流れる凶悪な事件を聞いてるうちに、心が闇に染まった?
「怖い人間がたくさんいて事件がある」という報道により、私の魂が汚染されたとしか考えられません。
病院に行ったりしましたが、明確な理由はわかりません。
生きることは不安の連続
それから大人になりました。
今では夜を怖いと感じることはありませんが、それでも違った不安を感じます。
ーー将来は何をして生きているのか。
ーー今こうしてブログを書くことは正解なのか。
ーー年金はもらえるのか。
ずっと不安でイライラして、誰かのせいにして全てを投げ出したいと思うときもあります。
きっと生きることが怖い。
生きるだけで、私は常に不安です。
不安な気持ちを胸に残しつつ、もう少しだけがんばってみよう。
そう思っても何かの拍子で落ち込むので、人間って面白いですよね。