仕事を辞めた理由!新卒入社したゲーム会社を2年目で退職した体験談

新卒2年目で退職した理由

そうだ、仕事辞めよう!

新卒入社したゲーム会社を2年目で退職した、体験談です。

 

希望に胸を膨らませて入社したゲーム会社。

その想いとは裏腹に、仕事のストレスでうつ病と診断されました。

仕事を辞めた理由を、赤裸々に語ります!

 

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新卒入社したゲーム会社は、遅刻魔がいっぱい

IT系の専門学校を卒業して就職したのは、ゲーム会社。

ゲームを開発するプログラマーとして、働きました。

 

「どうせ働くなら、昔の私が夢中になっていたゲームを作りたい」

これが、志望動機。

 

初出社の前日。

緊張して寝られなかったけど、時間通りに会社に出勤しました。

 

初日は、楽しかった。

挨拶して、パソコンのセットアップして、一日終了。

 

次の日の朝。

定時に出社しても、誰もいなかった。

先輩や上司たちは、30分ほど遅刻して出社。

 

「は、はい……?」

この時から、先輩たちに不信感を覚えました。

 

私が働いていた会社は、みなし残業。

あらかじめ残業代を含めて、給与を払うスタイルです。

 

どんなに残業しても、残業代は一律。

給与は、手取り16万円でした。

 

要するに、遅刻常習犯と残業フルコースの人も、お給料は変わりません。

マジメな人が、バカを見る世界です。

 

遅刻もしないで残業している私をよそに、ドヤ顔で遅れて出社する先輩が許せなかった。

会社の半数以上が、月に何度も遅刻します。

フレックスタイム制ではなく、決められた出社時間があるにも関わず、この現状。

 

入社して一週間。

遅刻する先輩たちに幻滅しました。

 

「昨日は月曜日だから、ずる休みしちゃったよー」

「あ、わかるー。そういう日もあるよね」

エレベーターの中、先輩たちはゲスい会話で盛り上がります。

 

仕事に対する取組みも、勤務態度も、そのすべてが尊敬できません。

先輩の顔を見るだけで、ストレスがたまりました。

 

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ゲーム会社を退職するまでの葛藤

新卒入社して2年目。

相変わらず遅刻&欠席を繰り返す、先輩たち。

 

朝の全体朝礼。

「遅刻はダメだよー」

社長の叱咤があるにも関わらず、毎日チャットワークで遅刻連絡がありました。

 

立場上、注意もできません。

遅刻常習犯は、会社の先輩ですからね。

 

一人で悶々とストレスを抱え込みました。

働いている会社が嫌で、しょーがなかった。

その先輩たちと同じ空気を吸うのも嫌で、挨拶もする気もおきませんでした。

 

小さいボソっとした低い声で「お疲れ様です」と言って、反抗してみたり。

社内の人と話したくもないから、一人でご飯を食べたり。

 

残業して退社すれば、駅まで全速力でダッシュ。

この忌まわしい会社から、1秒でも早く離れたくて。

それほど、働いている会社が嫌いでした。

 

中途で入社した後輩が、三か月で退職したのを知ったときーー

「あ、いいなー」と、冗談抜きで思いました。

 

私も、今すぐに退職したい。

そう思う自分もいるけれど、新卒で3年以内に辞めるのは嫌。

 

サイバーポリスの転職を考えていたので、実務経験が欲しかった。

サイバー犯罪課の募集要項を満たすため、3年間はゲーム会社に在籍する予定だったのに。

 

将来設計を覆すほどに、もう我慢できなくなっていました。

あんなに夢中になって取り組んだプログラミングも、楽しく感じない。

 

ストレスが許容量を超えたのか、精神安定剤を飲まないと寝られない。

動機もひどくて、出社するだけで涙が出そうになる日もありました。

 

「ここまで無理して働く必要って、あるのかな」

残業代も、休日手当もつかない。

先輩たちは遅刻常習犯。

 

ゲームを開発しながらツールも作って、手取り16万円。

エンジニアとしてキャリアを積もうと思っていたのに、もう耐えられなかった。

 

こうして、新卒で入社したゲーム会社を2年目で退職することに決めました。

 

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退職した理由は、仕事のストレスでうつ病になったから

退職理由を上司にどう伝えるか、これが一番大変ですよね。

雇ってもらった恩を仇で返すみたいで、「辞める」と伝えるのが怖かった。

 

会社に伝える前から、心臓バクバクですよ。

「時よ!退職した後の未来に飛ばしておくれ」

本気で、早く時間が経たないかな~と思いました。

 

重くるしい話は苦手で、あの雰囲気だけで泣いちゃいそうですもん。

相手がどう思うか、と考えただけで心がギュと押しつぶされそう。

 

「今、お時間よろしいですか」

ビビリながらの震え声で、出社した上司に声をかけました。

 

「ストレスで寝られないので、今は精神安定剤を飲んでいます」

「療養のため、退職をさせてください」

 

上司に退職の意向を伝えました。

正確な本音はコレですけどね。

  • 残業代出ない。
  • 仕事量多い。
  • 遅刻魔の先輩たちと仕事をすると、ストレスが溜まる

 

ストレスで退職することは事実ですが、そう感じる背景までは話していません。

 

「遅刻や欠席、多くない?」

「悪ぶれもせず出社時間を守らない先輩たちの顔を見るだけで、ストレスで眠れなくなる」

と言っても、場の空気を悪くするだけですからね。

 

「ずる休みしちゃった」と、エレベーター内で公言する先輩がいる時点でOUT!

その話を聞くだけで、ストレスが爆発しそうでした。

 

本音と建前を使い分け、上司に退職理由を説明。

すると、「まずは病院に行ってきて医師の指示を仰いで」と、返ってきました。

「診断書がないと退職できないの?」と、頭に疑問符がよぎりましたね。

 

翌日、心療内科に行きました。

実際に寝つきが悪かったので、病院には1年以上も通っていました。

医師に事情を説明したら、サクっと診断書を書いてくれましたね。

 

『うつ病による不眠・意欲低下の為、就業は不可』

この診断書を提出して、引き継ぎして退職です。

 

新卒で入社した2年目の冬。

これから春がやって来るというのに、悲しい退職理由じゃないですか。

 

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ゲーム会社を退職したけど、後悔はない

新卒入社したゲーム会社を2年目で退職。

うつ病と診断されたのは、仕事のストレスが原因です。

 

残業代や休日手当もないのに、仕事量は多い。

先輩たちは遅刻や欠席を繰り返すので、マジメに働いている私がバカみたいに思えました。

 

会社の半数以上が、勤務態度に問題があります。

悪びれもなく遅れて出社する先輩たちの顔を見るだけで、はらわたが煮えくり返りました。

(※フレックスタイム制の会社ではなく、出社時間は固定です)

 

睡眠薬がないと寝られないほど、その会社で働くことが苦痛。

体の不調が治らないので、療養のため退職です。

 

仕事を辞めて、約1年が経ちました。

睡眠薬の量を徐々に減らしていますが、今でも少しだけ飲んでいます。

 

心にダメージを負ってまで、頑張る必要はないよ。

色々と不安なことも多いけど、退職したことに後悔はないです。

骨折したらギプスで固定するように、心の療養も大事にしてあげて。

 

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