出典 公式サイト
ディズニー/ピクサー最新作の映画『リメンバーミー』
ラテンアメリカ諸国にある祝日の一つ……『死者の日』がモチーフになっています。
トイストーリー3で世界中をナミダで包んだリー・アンクリッチ監督が、
カラフルな死者の国を通して、”家族の絆”を描き出します。
2014年に”レットイットゴー”(アナと雪の女王)の主題歌を手掛けたロバート・ロペスが、
春休みのスクリーンを美しい歌で包むこと間違いなし!!
美しい歌と鮮やかなイラストも魅力の一つである
映画『リメンバーミー』の魅力について語っていきます。
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からくれないの『死者の国』へ遊びにいこう
日本では聞きなれませんが、メキシコでは祝日として『死者の日』が有名です。
地域によっては前夜祭もあり,10月31日~11月2日の3日間に渡って、
盛大なお祭りが慣行されます。
メキシコでは死者は身近な存在であり、怖いものではありません。
『死を恐怖するのではなく、逆にあざ笑う』
それを象徴するかのように、死者の為ににぎやかなお祭りを繰り広げ、
日本のハロウィンと同じように子供から大人までコスプレも楽しみます。
ポスターの少年ことミュージシャンを夢見るミゲル君は、
見渡す限りのオレンジのマリーゴールドの橋を渡って、死者の国へ入国します。
一面に広がるキラキラと輝く花々は、からくれない(濃い紅赤色)を彷彿とせ、
一つの一つの色がとても鮮やかに見えますね。
ひょんなことから死者の国に迷い込んでしまったミゲル君の相棒は、
陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。
今を生きているミゲル君と、死者の国を生きているヘクター。
生きている世界は違えど、奇想天外な旅を共にする二人に待ち受ける結末とは……。
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同時上映は『アナと雪の女王』最新作
空前の大ヒットを記録して、松たか子さんの歌唱力にも驚かせれた
『アナと雪の女王』の最新作がなんと同時上映です。
タイトルは『アナと雪の女王/家族の思い出』
22分間の最新作では、エルサやアナ姉妹はもちろんオラフなどの人気キャラクターたちも再集結します。
新曲を携え、新たな歌と魔法で明かされる、”ふたりの過去”。
アナとエルサの”家族の絆”も必見です。
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ゴールデングローブ賞を受賞したトイストーリー3をおさらい
「子供はいずれ大人になり、おもちゃから去っていく」
大人の鑑賞を意識した作風のトイストーリー3は過去にゴールデングローブ賞を受賞しました。
ゴールデングローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会の会員により選定される、映画とテレビドラマに与えられる名誉ある賞です。
『トイストーリー3』…『リメンバーミー』と2作品続けてこの賞を受賞した、
リー・アンクリッチ監督は過去に、『ファインディングニモ』や『モンスターズ・インク』の共同監督を務めたことがあります。
アニメ映画界に多大な貢献をしているリー・アンクリッチ監督。
彼の単独監督を果たした『トイストーリー3』について簡単におさらいしておきましょう!!
「どうして君は大人になるんだろう」
「どうして僕は大人になれないんだろう」
「まさか……こんな日がくるなんて」
おもちゃたちの持ち主であるアンディは17才。
大学の進学を控えたアンディは”おもちゃ離れ”が深刻化しており、
長年のお気に入りのウッディ以外のおもちゃたちを、屋根裏にしまうことを決めます。
しかしアンディの母親であるデイビス夫人の手違いで、屋根裏部屋行きのおもちゃたちがゴミとして出されてしまいます。
もう昔みたいに遊んでくれないアンディに「捨てられた」と勘違いをするおもちゃたち。
おもちゃ達は命からがら、なんとかゴミ袋から脱出をします。
もう1度誰かに遊んで欲しいと願うおもちゃたちは、最後の希望を託します。
地元の託児所へ寄付されるおもちゃたちの段ボールに入り込み、
「サニーサイド保育園」に向かいました。
こうしておもちゃたちの物語は始まります。
アンディはおもちゃたちから卒業し、おもちゃたちもまたアンディから卒業します。
”いずれ来る別れ”を目の当たりにしたおもちゃたち……。
「離れるだけでお別れじゃない」とアンディの言葉を聞いたおもちゃたちのとった行動とは。
ざっとトイストーリー3のあらすじを紹介しましたが、
実は映画を見たのが8年前なので、内容が記憶の彼方なんですよね。
8年の月日は当時の感動すら霧に包み、『忘却』という置き土産をプレゼントしてくれます。
というわけで『忘却』の置き土産を返却する為に、
トイストーリー3をDVDショップで借りてきました。
「…」
「……」
「手持ちのDVDプレイヤーで再生されないんですけどぉ~」
どうやら昔すぎるDVDは、この機械では対象外のようです。
記憶とい名の忘れ雲が、遠い谷の向こうで一休みしたまま戻ってきません。
トイストーリー3という感動の記憶が、遠い谷の向こうで一休みしたまま戻ってきません。
大人の事情で当時の熱い思いが書けないので、
今からウィキペディアのようなありふれた感想を綴ります。
子供も大人も語りかけられるように魅せられてしまう、そのストーリーに私も釘づけでした。
大人になると忙しすぎて見えなくなる世界って、きっと誰にでもあると思います。
無邪気に遊んだ幼少期だったり、家族と過ごした心温まる時間だったり。
放課後はダラダラと友達とおしゃべりして、気づいたらもう日が沈んでいるような、そんな時間。
昔のあったかい気持ちとか思い出が甦ってくるような、メッセージ性のあるストーリー……。
また明日も頑張ろうと、自然と笑みがこぼれてしまうような映画。
それがトイストーリー3だと思います。
はい、ポケモンマスターこと、ウィキペディアマスターの誕生の瞬間です。
話は戻りますが、そのトイストーリー3の監督の最新作「リメンバーミー」
米映画批評サイトのレビュー点数が11月22日の全米公開から今なお95%を記録しています。(1/8現在)
どれほど心を揺さぶる映画なのかと、ワクワクしてしまいますね。
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春休みの映画はリメンバーミーで決まり
『死者の国』という新しい切り口で、”家族の絆”を描く、
ディズニー/ピクサー最新作の『リメンバーミー』
同時上映はアナ雪の最新作『アナと雪の女王/家族の思い出』
アナ雪から描かれる”家族の絆”も見逃せません。
『リメンバーミー』の公開日は3月16日からとなっており、
春休みの映画として家族で見に行きたいオススメな一作ですね。
家族がいる方も、これから家族になる方も、
”家族の絆”が描かれる『リメンバーミー』は、春にふさわしい心温まる時間を提供してくれるはずです。
家族で見る春休みの映画はリメンバーミーで決まりですね。