「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
集団心理は、正常な判断ができなくなります。
勉強もやる気も◎。
ITの専門学校では、クラスで上位に入るほどの優等生でした。
ただ、休み時間は法律の勉強。
「あいつは何しに学校に入学したんだ」と同級生からお叱りを受けました。
専門学校で嫌われた経験から、集団にいても自分らしさを保つことの大事さを伝えていきます。
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お金を貯めて、ITの専門学校に入学
「大学には行きたくない」
文部科学省のデータによると、大学に通う1割ほどが中退をしています。
大学に通っていても、他にやりたいことが見つかるかもしれない。
もし学校を中退したら、借金だけが残るのでリスキーです。
奨学金を借りてまで、学校に行きたくない。
「とりあえずお金を貯めよう」
2年ほど金融会社で働き、400万円を貯金しました。
勉強することが好きなので、貯めたお金で学校に行こうと決めます。
興味があった分野は『法律』と『IT』
弁護士を目指したいけれど、学費が高すぎる。
それに比べて専門学校は2年制が多く、そこまで費用はかかりません。
今後も需要があり費用も抑えられる、ITの専門学校に入学しました。
学校の休み時間は、法律の勉強
社会人 → ITの専門学生。
華麗なるジョブチェンジに、テンションはアゲアゲです。
ただ、ITの専門知識だけを身につけるのはイヤです。
他に知識がなければ、IT会社が嫌いになったときに辞められない。
その分野で、ずっと働くかなんて分かりません。
だからこそ、複数のスキルを手に入れて、自分の選択肢を広げたい。
先を見据えて、休み時間に『法律』の勉強をしました。
「あいつは何しに学校に入学したんだ」
「やる気がないなら学校に来るな」
さっそく同級生に距離をおかれました。
マジメに授業も受けて、成績もクラスの上位。
本業に手を抜いていないのに、休み時間の行動一つで同級生の逆鱗にふれる。
テレビやゲーム、飲み会など、プライベートの時間を削って法律の勉強にあてているだけ。
リスク分散をして、IT以外にも通用するスキルを身に着けたい。
ただ、同級生は、私が法律の勉強をするのを許せなかったみたいです。
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将来のビジョンの違いから、同級生に嫌われた
「将来はエンジニアになる」
ITの専門学校は、だいたい目標が明確です。
大多数が、同じ夢を目指して勉学に励んでいます。
私は、マルチで働きたい。
エンジニア以外にもやりたいことはあるので、一つのことに縛られたくない。
専門学校は、その道のプロになりたいから入学しますよね。
「この職業で絶対に働く」と強い意志が、彼らの原動力なわけです。
視野が広い私は、いつでも軌道修正をする気マンマン。
エンジニアもやりたいけれど、状況に応じてジョブチェンジするよ。
将来のビジョンが違うからこそ、クラスにアウェイ感が漂いました。
少数派でマルチ派は、嫌われますね。
集団にいても、自分らしさを保てる人であれ
専門学校は、個性よりも協調。
「みんなちがって、みんないい」だと、変な空気になります。
その道のプロを目指して、人生を賭けている人が多いです。
専門学校でも、全員が同じ目標とは限りません。
マルチに活躍したい人もいます。
だからこそ、熱量のギャップで人間関係は壊れやすいです。
将来のビジョンは100通り。
専門学校を卒業したけれど、違う職種で働いている人もいます。
別の道に興味を持つことは、悪いことではないです。
好きなものは、何個も勉強していいはず。
自分と違うタイプがいることは、当たり前のこと。
それなのに、専門学校では許されない。
目的が同じ集団は、異質な考え方をする人間を排除する。
揃いも揃って、みんなダメ。
集団にいても、自分らしさを保てる人であれ。
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