世の中には二種類のお財布があります。
一つ目は、コンパクトな二つ折りの財布。
二つ目は、ピン札をそのまま収納できる長財布です。
私は長財布を愛用しています。
仕事場にロッカーがないので、バックは常に持ち歩いていました。
その光景を見た上司が一言。
「この職場にお財布を盗む人なんかいないよ」
悪魔のセリフを合図に、上司VS部下の心理戦が始まりました。
部下が逃げていく『決して言ってはいけないセリフ』を、実体験を交えながらご紹介します。
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突然ですが、仕事場で心理戦が始まりました
上司からNGワードが炸裂したので、解説しますね。
「この職場にお財布を盗む人なんかいないよ」は、裏を返せば「俺らのこと信用していないわけ」に変換されます。
つ・ま・り「お財布を持ち歩かなくて平気だよ」と無言の圧力をかけています。
上司の真意をくみ取った結果、お財布が盗まれても『自己責任』で片づけられるのもポイントです。
今回の取るべき行動は2つ。
1.変わらずにお財布を持ち歩く
2.お財布を持ち歩くのをやめる。
前者は、「君たちのことを信用していません」
後者は、「お財布がどうなっても自己責任です」
どちらを選んでもデメリットしかないので、悪魔のセリフです。
「この職場にお財布を盗む人なんかいないよ」を合図に、上司と部下の心理戦が始まったわけです。
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『信頼』か『財布』どちらかを掴み取れ
まあ、お金だよね。
財布を盗まれてからじゃ遅いんだぞぉ。
うちの会社は防犯カメラもないし、完全犯罪できちゃうからね。
「君たちのこと信頼してませんから~残念!」
愛想笑いでテキトーにその場をしのぎ、その後もバックごと持ち歩いていました。
トイレに行くたびに、周りから冷たい視線を感じたような気がしますね。
財布を盗まれないためには、信頼を捨てる必要がある
親しき中にも財布あり。
どんなに親しくても、何人たりとも私のお財布に触れることは許されません。
「この職場にお財布を盗む人なんかいないよ」
親切心で言っていても、盗まれたら自己責任。
余計なアドバイスのおかげで、ムダな心理戦が始まりますよ。
結果、お財布を死守しているだけで、相手への不信感をアピールします。
財布を盗まれないためには、多少の信頼は捨てる覚悟でいきましょう!