ゲーム会社やめとけ!ソシャゲ業界で働いた私が課金の闇を暴露します

ソシャゲ業界にいた私が語る課金の闇

スマホで簡単に遊べるゲームは、暇つぶしに最適ですよね。

ただ、生活を圧迫するほど課金をしてガチャを回す人がいます。

 

私は元スマートフォンゲームのプログラマー。

ガチャに依存するお客さんや、同僚が自社ゲームに何万円も課金するのを間近で見てきました。

 

ソシャゲ業界に入って、ゲームへの思いはどう変わったのか。

制作側を経験した私は、課金に依存する人達をとう思ったのか。

ゲーム業界の闇を書いていこうと思います。

 

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ゲームを楽しいと感じる理由

天の声
ご自身にとって、「ゲーム」の楽しみはどこにありましたか

 

私は平成生まれですが、ファミリーコンピューターからゲームをやっています。

初代のマリオからプレイ済み。

 

幼少期、外に出て遊ぶのが嫌いでした。

そのため、親から買ってもらったゲームソフトを夢中になって遊んでいました。

 

休みの土日。

寛容な親に甘えて、それこそ一日中ゲームをしている日も!

 

スーパーファミコンのドンキーコング1。

おかげさまで何千回も死んだ記憶がありますが、日に日に上達する自分の腕前にワクワクしました。

クリア出来ないステージに直面しても、「今度はどう攻略しよう」と嬉しそうに頭を悩ませて。

 

また、兄弟や友達とプレイ内容を共有している時間も本当に楽しかったです。

クラスの話題はゲームで持ち切り。

友達と一緒にゲームで遊ぶことも多かったですね。

 

そんな私が思うゲームの楽しさはコレ。

何かを「選択」することによって「成功や達成」を感じられるから。

この成功や達成が、楽しさの秘訣です。

 

例えば恋愛ゲームだったら、主人公の行動を「選択」してヒロインの好感度を上げますよね。

最終的に「ヒロインと結ばれる」という成功シチュエーションを目指します。

 

アクションゲームなら、プレイヤーの行動を「選択」して障害物を避けますよね。

そして、「ステージをクリアする」というゴールを目指します。

 

この成功体験が「もっとやりたい」に繋がりました。

困難を超えていく過程が楽しくて、つい夢中になって遊んで。

 

クラスの友達とワイワイ語れますしね。

同じ話題で競い合うのって楽しいですよ。

 

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うつ病になってゲーム会社を退職した話

天の声
ゲーム業界で働き、その「ゲーム」への思いはどう変わりましたか

 

これまでの私は、フリーターや派遣社員で働いていました。

やりたいことが見つからなかったから。

 

ある程度のお金が貯まって、ふと将来のことを考えたとき。

「どうせ働くなら自分の好きなゲームを仕事にしよう」

そう決めました。

 

絵は描けないし、音楽だって作れない。

未経験の私がゲーム業界で働けるのか。

もちろん色々と悩みました。

 

そんな時、プログラマーという職種を知りました。

ゲームの企画を形にする仕事ですね。

 

企画を考えるのが設計士だとしたら、プログラマーは大工さん。

プログラマーは、イラストや音楽などを一つにまとめ上げます。

コンピューターに命令して、理想のゲーム画面をテレビに表示させます。

 

どうしてもゲーム業界で働きたかったので、プログラマーになることを決意。

機械オンチでしたが、そこは努力でカバーできると思ったので。

 

その後、IT系の専門学校を卒業。

新卒入社したのが、スマートフォンゲームを開発・運営している会社でした。

 

実際にゲーム制作をして感じたことがあります。

それは、「ゲームを作るのと遊ぶのは別物」ということ。

 

発売日からFFを購入するほどのゲーマーでしたが、ゲームを作ることは楽しくありませんでした。

「ゲームで見えない世界に行っちゃった!」みたいなバグを治すのは、プログラマーの仕事。

 

精神をすり減らすことが多い職種なんですよね。

私はストレスで心を病んでしまって、うつ病でゲーム会社を退職しました。

ちなみに、会社の先輩もうつ病でしたね。

 

ゲームは遊んでいる時が一番楽しいです。

作るのを楽しいと感じるには、別の才能がいりますね。

 

ゲームが好きでゲームを仕事にしても、辛いことはたくさんあります。

ぶっちゃけ派遣社員の方が稼げましたし、ストレスも少なかったので。

ゲーム業界で心を病んだからこそ、ゲームは遊ぶものだと強く実感しましたね。

 

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制作側として「課金者」に思うこと

天の声
課金側になってみたとき、「課金」をしてまでスマホゲームに没入する人たちについて、どう思ったか

 

スマホゲームの代名詞と言えば、「課金」ですよね。

ゲーム会社で働いていた時は、課金者は大切なお客様。

 

収入に見合った課金でゲームを楽しむことは、アリだと思います。

自分の娯楽費なのでご自由に使ってくださいって感じですね。

 

ただ、中には収入の半分を課金に回す人もいます。

限度を超えた課金は病気ですよ。

 

ゲーム会社の同僚ですら、お昼ご飯代をケチって自社のゲームに何万円も課金してました。

奨学金の返済があるのに、課金ですよ。

せめて生活に余裕がある時に、有料ガチャを回せばいいのにと思いました。

 

ゲーム会社にもよりますが、意図的に課金をするように仕向けることがあります。

詳細は、下の記事をご覧ください。

 

度を超えたゲームの課金は、ギャンブルと一緒ですよ。

特に、完全な運だめしのガチャ。

 

スマホゲームの10連ガチャ。

課金すると、中古ゲームを一本遊べるお金が消えていきます。

正直マネーもったいない、と思いますね。

 

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課金ゲームにハマる人の特徴とは

天の声
ガチャ依存者たちは、何を目的、理由としてスマホゲームに課金してまで没入するのか

 

底なし沼。

課金地獄に陥りやすい人の特徴を4つ考えてみました。

 

特徴1:完璧主義。

クリア率100%を目指したい人は要注意。

札束の殴り合い、通称ランキング報酬のイベントは大量にお金を吸い取られます。

 

特徴2:見栄を張りたい。

ネット上のフレンドに頼られて、それに応えなきゃと思っている人も要注意。

期間限定の強いアイテムが出現するガチャを永遠出るまで回して、地獄を見ます。

 

特徴3:やめどきがわからない。

課金を経験済みで、自暴自棄になってるケースですね。

今まで費やした課金代をムダにしたくないため、アンインストールできずゲームを続けてしまう人も多いです。

 

特徴4:推しキャラへの愛。

制作してくれたゲーム会社に恩返しの意味で課金する人もいます。

アプリの売り上げが伸びれば、舞台化やテレビ化、続編なども期待できるので。

 

というわけで、課金者の特徴がコチラ!

  1. 完璧主義。
  2. 見栄を張りたい。
  3. やめどきがわからない。
  4. 推しキャラへの愛

 

スマホゲームの依存やガチャの課金には、様々な要因があります。

いずれにしても、生活を圧迫するほどの課金はNGですね。

娯楽の域を超えているので。

 

私の場合は、課金に依存しないように心構えから変えています。

課金せずにどこまでアプリを楽しめるのか。

それをチャレンジするゲームと思ってプレイしていますよ。

 

推しキャラが出るまで永遠ガチャをぶん回す人は、月の課金上限額を決めてもいいかもですね。

運営会社のカモにされちゃいますので。

 

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泥沼課金「ダメ。ゼッタイ。」

ソシャゲ業界にいた経験を元に、課金に依存する人たちについて考えてみました。

スマホゲームは、飽きさせないように毎月イベントを開催しています。

遊び尽くそうと思ったら、それこそ毎月課金。

 

コンプリートを目指したら、永遠にガチャ費が発生しますよ。

ある程度割り切って、遊ぶことも大切。

「無課金でどこまでアプリを楽しめるのかを競うゲーム」と、考えるのも一つの手です。

 

借金までしてガチャを回す人もいます。

度を超えた課金は、運営者のカモですよ。

 

もし、どうしても課金がしたいなら!

収入と課金のバランスを大切に、無理のない範囲でガチャを回してくださいね。

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