出展 ザ・ノンフィクション / 公式サイトより。
ぼっち充です。
半グレという言葉を知っていますか。
暴力団に所属せず、犯罪を繰り返す集団を指すようですが……。
えっと、完全にグレてますよね。
そんな半グレ集団「怒羅権(ドラゴン)」の創設メンバー。
汪楠(ワン・ナン)さんが、主人公です。
2019年9月22日放送、ザ・ノンフィクション。
「半グレをつくった男~償いの日々…そして結婚~」感想です。
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「半グレをつくった男」あらすじ
半グレ集団ーー暴力団には所属せず、犯罪を繰り返す集団。
警察庁は「治安を脅かす新たな反社会勢力」と位置付けている。
“最凶”の半グレ集団と呼ばれ、中国在留日本人の2世・3世を中心に結成された「怒羅権(ドラゴン)」の創設メンバーである男は今、東京の下町で静かに暮らしている。
「相手を殴ってどんどん興奮して最後に日本刀で腕切り落として、それでも怒りが収まらずに首を切り落とそうとして、やっぱり切れなかったんだよね。硬くて…」19歳で逮捕された時の話を穏やかな顔で話す穏やか男、汪楠(ワン・ナン)は、47歳になった。
現在は、受刑者や出所者を支援する活動を行っている。
それは汪楠の過去の罪への償いでもあるのだ。
非道の限りを尽くした末に逮捕され、13年を刑務所で過ごした汪楠を救ったのは、1冊の本をめぐる裁判官の言葉と塀の外から届く手紙。
汪楠は過去の罪を償い、更生を誓う。
出所した汪楠は、全国の受刑者に本を送る活動を始め、出所者への「第二の人生」を支援する活動を続けている。
しかし、日本国籍を持たない汪楠は、就労することが許されず、受刑者支援の活動資金は、常に足りない状況だ。
そんなある日、汪楠が面倒をみていた出所者が、活動資金を持ち逃げしてしまう”事件”が起きる…。
それは、汪楠の婚約者が工面し、寄付してくれた大切な「50万円」だった。
活動資金を失い、窮地に陥った汪楠の前に、持ち逃げした男が意外な形で姿を現すのだが…。
出展 ザ・ノンフィクション / 公式サイトより。
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ドラゴン創設メンバー汪楠(ワンナン)さんの罪
ひとつ言いたいことがあるんだけどさ。
『半グレ』じゃなくて、『完グレ』だよね。
暴力団には所属せず、犯罪を繰り返す集団。
うん、完全にグレてるよね。
どこが”半”なの、日本語大丈夫?
今回のノンフィクションは、元裏社会のドンを密着。
最凶の半グレ集団、「怒羅権(ドラゴン)」の創設メンバー汪楠さんが主人公です。
日曜午後2時から、攻めすぎでしょ。
汪楠さんは、中国人であることを理由に日本でイジメられました。
結果、グレました。
社会への恨みや憎しみを膨らませて、ヤバイ組織を作りましたとさ。
うん、まったく同情できんな。
生まれた背景や環境で大変なこともあったと思う。
でも、犯罪はアカンやろー。
あらすじ、読んだ?
超ぶっそうな事、書いてなかった?
逆にそれで出所できるんだ。
まじかよ、超罪かるくね?
汪楠さんが28歳の時に、窃盗犯のリーダーとして逮捕されたのね。
被害総額は10憶円以上。
他にも、ベイブリッジから人を海に突き落としたりしてね。
えっと、下手したら死んでまっせ?
相手、死んじゃいまっせ?
それで、懲役13年なんだって。
うーん、実刑が軽いと思うのは私だけでしょうか。
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受刑者より被害者を助けよう!
汪楠さんには、愛読書があったのね。
『故郷/阿Q正伝』って本なんだけど。
無知すぎる故に平気で罪を犯す男の物語。
本の主人公は、プライドが高くトラブルを起こした末に処刑されるんだ。
ちょい待って。
汪楠さんは自分と主人公を重ねてます?
悲劇のヒーローだと思ってる?
完全に酔ってますよね、自分の不幸に。
マジっすか。
俺もこの主人公と同じように……。
いずれ罪を犯しすぎて、処刑されちゃうのかなって。
そう自己陶酔してますよね?
まあね、誰がどんな本を読むのかは自由。
ので、別にいいけどさ。
汪楠さんが更生するきっかけがあってね。
裁判官が、汪楠さんの愛読書を真剣に読んでくれたんだって。
彼の気持ちを理解するために。
「お、俺の境遇を真剣に考えてくれるなんて……」
的な感じで、心に響いたんだって。
そんで、丸くなりましたとさ。
心を入れ替えるのは、いいこと。
グッジョブ、それは褒めるよ。
汪楠さんが出所後、同じように受刑者を助けたいと思いました。
そんで、『ほんにかえるプロジェクト』を開始。
年会費2000円で、受刑者に本を届けるサービスね。
慈善活動をすることは、いいことだよ。
でも、その前に……。
窃盗で荒稼ぎした10憶以上のお金は返したのかな?
まさか……。
それは放置して、ボランティアかな。
だとしたら、ヤバイっす。
受刑者を助けるよりも、被害者を助けましょうか。
これ、一番大事。
汪楠さんが今、誰かを助けようと必死なのはわかる。
罪滅ぼしの為、積極的に活動してるのもわかる。
それでも……。
加害者より被害者の方を助けるべきだと思うんですよね。
だって、被害者は何も悪くないんだから。
受刑者は、罪を犯したんだから。
彼らの気分転換の本読みを手伝うより、お金を取られた方への損害賠償の方が重要。
私はそれが気になって気になって。
密着取材が全然頭に入ってこませんでした。
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半グレから完グレに変更してね
2019年9月22日放送、ザ・ノンフィクション。
「半グレをつくった男~償いの日々…そして結婚~」感想でした。
己の罪と向き合ってる、汪楠さん。
お金にもならない慈善活動を続けてる点は、純粋に凄いと思うよ。
私なら、受刑者より自分の方が大事。
本を通じて救われたから。
塀の外から届いた手紙に感動したから。
だから、刑務所で似たような境遇の人達を助けようと活動するのはグッド!
でもね、事件に巻き込まれた方も辛いんだ。
詐欺や傷害事件に加担したのなら、被害者も救ってほしいです。
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