【LGBT】ありがた迷惑なバレンタイン!性同一性障害編[男→女]

【LGBT】バレンタイン事情

ぼっち充です。

私は、性同一性障害。

19歳のときに手術を受け、男性から女性になりました。

 

LGBTにとって、バレンタインは辛い日となることも!

私は、男の子としてチョコレートを貰いましたからね。

 

ありがた迷惑なバレンタイン。

当時の心情、赤裸々に告白します。

 

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LGBTにとって、バレンタインは辛いもの

バレンタイン。

前髪をゆらして、ルンルンさせる男女も多いのではないでしょうか。

 

私は、性転換して女性になりました。

もちろん、男子学生の時期もあります。

とゆーわけで、同級生の女子からチョコをもらうことも!!

 

心の性別は女性、なのに……。

男性として、チョコをもらうわけですね。

 

反応に困るイベントで、お返しも面倒。

「ホワイトデーのプレゼントをもらってない」と、すぐに噂されちゃうので超絶だるいです。

 

ありがた迷惑なバレンタイン~性同一性障害編~。

当時の状況を振り返りながら、LGBTとチョコについて伝えていきます。

 

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男の子としてチョコを貰った話

時は溯り、10歳。

小学校高学年の時です。

 

すでに性同一性障害を自認しており、心が絶望していた時期。

容姿は中性的で、同級生の女子に告白されることもありました。

 

私の小学校は、高学年になるとみんなでバレーボールの試合に出ます。

しかも、強制的に。

 

部活じゃないけど、同級生一丸となってvolleyball!

引きこもり気質の私にとっては、拷問に感じましたね。

とりあえず、バレーボールの大会に出なきゃいけないと。

 

世の中に拒否権なんかなくて。

インチキだらけの世界で生きていくのかと思いながら、練習してました。

 

ボールを使った競技って、身体に当たると痛いの!

当時はメガネもしていたので、そんな危ない競技なんてしたくなかった。

 

スライディング・レシーブで、足をすりむく同級生を見て。

なぜそこまで頑張れんのか、本当に不思議でしょーがなかったね。

 

運動センス&やる気がない、私。

体育館の上をボーッと眺めながら、早く家に帰りたいと思ってました。

 

バレーボールの練習は、毎週土曜日。

恋のキューピーットだって休む、学校の授業外ですよ。

 

肌寒い体育館で練習して、マジできつかった。

寒いし、痛いし、寒いし。

私の天使の羽がもげるかと思いましたね。

 

地獄のバレーボール練習。

その土曜日は、たまたまバレンタインデーでした。

 

仲が良かった女子が、私に近づいてきます。

女の子
バレーボールの練習、頑張って!
女の子
チョコを作ってきたから、後で渡してあげる(^_-)-☆
美味しいチョコが食べられるのは、嬉しい
ても、ホワイトデーのお返し面倒くさいな……
貰ったチョコ以上の値段でお返しすることになったら、大赤字じゃん
あー、私のお小遣いが消えるな
それに、チョコ程度じゃ練習頑張れないなー
ぶっちゃけ、私は女性を好きにならんからなー
もはや、コレ、友チョコに近いけど……相手は勝手に盛り上がってんだろうなー
今も目の前でキャッキャウフフしてるよ
とりあえず、礼だけ言っとくか
あ、ありがとう!

 

様々な葛藤がありましたが、こうしてチョコをGETします!

 

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バレンタインのチョコは、ありがた迷惑です

好意を寄せられるのは、嬉しいよ。

タダでチョコが食べられるし。

 

ただ、それ以上にお返しを選んだりする時間がもったいない。

プレゼント代もバカにならないし。

心が暴君な私にとって、ありがた迷惑なチョコですね。

 

私の性自認は『女性』

男性として貰うチョコなんて、1個もいらないわ。

 

バレンタインでチョコを受け取るたび、自分の性別を思い知らされて。

結果、チョコを作った相手に嫉妬するから。

 

チョコを作って渡す的なイベント、当時の私にはできないじゃん。

男子学生として通ってるわけだから。

夢のまた夢のわけ。

 

私が憧れてるシチュエーションを、チョコをくれた女の子は平然とやってるんだよ。

もうね、嫉妬の嵐だね。

 

チョコを貰う度に、心が病むよ。

友チョコなら大歓迎ですが、男性としてのチョコはノーセンキュ-。

トランスジェンダーにとって、バレンタインは複雑なイベントです。

 

▼LGBT特集はこちら

性転換ぼっちの憂鬱

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