春の日ざしが心地よい入社式の日に、スーツを着ないで私服で出社する変態さんがいます。
変態たちの職業はプログラマーです。
私もプログラマーとして初出勤する運命の入社式の日は、
オフィスカジュアルとは程遠い、普段着で出社しました。
しかも女性でありながらノーメイクで、飾らないありのままの姿でのご出勤です。
今回は入社式ですら私服でも許される、
禁断のプログラマーたちの特徴を実体験を交えながらご紹介します。
専門用語は使わず、パソコンに詳しくない人でも理解できる内容ですので、
楽しみながら、プログラマー達の取り扱い方を学んでいきましょう。
パソコンなどの機械と仲良くなって、パソコンにお仕事をしてもらう通訳士です。
「日本語」が通用しないのパソコンに、パソコンが理解できる言葉で仕事を依頼します。
この『パソコンが理解できる言語』を話せるのが、プログラマーの方です。
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世間の常識は通用しないプログラマーあるある7選
服装にルーズ
プログラマーの方は服装に関心を持たない方が多いです。
社内で孤独にキーボードをポチポチするお仕事が多い為、
集中しやすいラフな格好を好みます。
つまり『ダサイ』のです。
夏休みの小学生を彷彿とさせる、
Tシャツ + 短パン という最強コンビで出勤されるベテランさんもいます。
イスの座り方が態度悪い
プログラマーの座り方ってだいたいこんな感じ pic.twitter.com/ZUl048iSu5
— たま電企 (@tamadenki) 2013年6月4日
背筋をピンとさせて、お仕事をされるプログラマーの方には滅多に会えません。
イスの背もたれにもたれかかって、気だるそうに仕事をするのが鉄則です。
「あの世にいっちゃってたよ」と先輩からお声がけを頂くくらい、
意識はパソコンの中の黒い画面に向かいます。
独り言が多い
「何で動かないの」
「ア゛ェェェーーッ!!」
小さい声でボソボソと呟いたり、突然奇声を発したりすることがあります。
これは『バグ』と呼ばれるエラー処理と戦っているからです。
私もプログラマーとして働いてから、独り言が多くなってしまいました。
自問自答しながら、エラー処理に立ち向かうストレスは計り知れないものがあります。
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話しかけるなオーラが凄い
プログラマーは音楽を聴きながら仕事をされている方が多いです。
「仕事中に音楽を聴くなんて贅沢だ」
と批判の声を浴びてしまいそうですね。
自分の世界にこもる方が仕事の効率が上がる人も多いので、
会社によっては音楽を聴くことが黙認されています。
私はヘッドフォンで両耳を塞いで、アニソンを10時間ガンガンに流して働いていました。
私の席の隣からは微かに『プリキュア』の主題歌が聞こえてきたかもしれません。
驚くべきことに会社に1日いて、喋った時間が数秒のときもありました。
(出社と退社の時のみ挨拶。社内の人とはメールで連絡を取り合う)
強いメンタルがないと、プログラマーの方に話しかけるのにも体力を使います。
インドアな人が多い
カラダを動かす職業ではない為、私生活でもインドアな人が多いです。
私がプログラマーを目指した理由は
「将来需要がありそうで座って仕事ができ、かつスキルも身につくから」です。
私のように根っからの引きこもりがプログラマーになってしまう事例もありますね。
機械全般に強いとは限らない
大多数の人が勘違いしているんですが、
『プログラマー』⇒ 『機械全般に強い』
という方程式は通用しません。
特に『ワード』や『エクセル』などいったOffice シリーズは、
事務のお姉さんの方が使いこなしていると思います。
もちろん機械全般に強い人もいますが、何でもかんでも機械全般を操れるわけじゃないんですよ。
プログラマーにも個性があって、
ネットワークに強い人やアプリ開発に強い人など、専門分野もわかれます。
私は元ゲームプログラマーなので、アプリ開発はできますが、テレビの故障とかは直せないですからね。
「テレビ直せる?」とLINEで聞かれても専門外なのでわかりません。
テレビなら家電業界の人に聞いて欲しいものです。
2の乗数が大好き
最後にちょっと難しい応用あるあるをご紹介しますね。
パソコンは2の乗数と非常に相性が良いです。
2の乗数なので、2・4・8・16・32・64・128・256……などが挙げられますね。
これらの数字はデータとしてパソコンが扱いやすいです。
その為コンビニなどでお釣りが「256円」だと
「おっ……ぴったり」
などパソコン目線でお金の単位を見てしまうときがあります。
この状態に陥るともはや立派な変態さんですが、プログラマーとしてはとても優秀です。
入社式にスーツを着ないド変態さんもいる
私は入社式ですらスーツを着ておらず、会社の面接の時もスーツは1回も着ていません。
それでも無事に内定を頂け、入社式も盛大に歓迎してくれました。
服装も社風も緩い傾向にあるプログラマーは、ちょっと羨ましいですね。
もし会社から服装の指定がある方は、面倒ですが指定された服装で入社式に向かいましょう。
同じ入社式でもスーツを着なくても許される、怒られもしない業界もあるので、
本当に不思議なものです。