「帰り道、きっと大切な誰かに会いたくなる」
RPG『ファイナルファンタジー』の30年の歴史が垣間見れる展覧会のキャッチコピーです。
FFは私の幼少期を形成した大好きなRPGの1つです。
おかげさまで視力が下がったような気がしますが、それも良い思い出です。
というわけでファイナルファンタジー展と同フロアにあるカフェに行ってきました。
写真を交えながら、ファイナルファンタジー展の雰囲気をお伝えしていこうと思います。
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ファイナルファンタジー展とは
ファイナルファンタジー30周年を記念した大規模な展覧会で、
正式名称は『別れの物語展 FINAL FANTASY』となっております。
2018.01.22(月) ~ 2018.2.28(水)
六本木ヒルズ森タワーの52階で元気に開催中です。
「また都会かよ……郊外にもFF来てよ」
東京以外にお住まいの方には不満が募りそうですが、コレが都会の特権です。
こういうイベントがある時だけ『都会住み』という権利を乱用します。
一般・大学生 | 2500円 |
中学・高校生 | 1800円 |
ペア(2名分) | 4000円 |
少々お高めな価格設定ですね。
FF好きに悪い奴はいないと本気で思っているので、
この値段は『コンテンツ育成費』だと思って目をつぶって下さいね。
FF展の最大の見どころは『体験型展示』です。
『音声ARシステム』はこの展示会の為に開発され、展示物の前に立つだけで、
そのシーンにシンクロしたBGMやキャラクターボイスが、来場者に渡されたヘッドフォンから聞こえてきます。
ヘッドフォンとiPhoneが1人1人に支給され、
後にご紹介するバハムート戦でiPhoneが大活躍します。
前置きはこれくらいにして、さっそくファイナルファンタジー展の潜入レポートをしてきますね。
ファイナルファンタジー展の潜入レポート
カフェでエーテルを飲んでみた
FF展の同フロアにあるカフェ『THE SUN』では、
期間限定でオリジナルコラボメニューを販売しています。
FF好きなら押さえておきたい
- ポーション(青色)
- エーテル(緑色)
- エリクサー(赤色/お酒)
が販売されており、エリクサー1000円、ポーション/エーテルが900円となっております。
「ポーションとエーテルが同じ値段っておかしくね?」
ポーション | 40ギル |
エーテル | 1500ギル |
ゲームの世界で『エーテル』は高級品なので、滅多に買えないですよね。
大人の事情でそこまでは再現できなかったか~~。
本当は鉄板のポーションを飲みたかったんですけど、
ゲームの世界でけちって買わなかった『エーテル』を頼みました。
今からショッキングな事実を言いますね。
エーテルは『チョコミント』の味がしました。
緑色の正体は、薬草、強烈な『ミント』でした。
弱炭酸で少し甘い飲料水のエーテルなんですが、
『ミント × 甘い = チョコミント』の方程式じゃないですか。
性格に言えばチョコの味はしないんですが、もう脳がチョコミントと錯覚してしまいます。
だって、ミントなんだもん。好みがわかれる、歯磨き後味、ミントなんだもん。
MPだけ回復して、早速メインであるFF展の中に行きましょうか。
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いきなり突撃バハムートでお出迎え
出典 公式サイト
まず手始めに180度のスクリーンでバハムートと戦います。
もう一度言いますね。
高さ3.9m × 幅12mの巨大壁画に投影されたバハムートと戦います。
渡されたiPhoneから自動的に『火』『氷』『雷』属性のどれかが割り当てられて、
指定されたタイミングでiPhoneを連打して、
バハムートを倒そうという来場者参加型のアトラクションです。
私は『雷属性』だったんですけど、平日の朝に行ったので雷属性は私1人なんですよ。
「雷属性の勇者たちは画面を連続でタップして攻撃して」
みたいな音声が流れてきたんですけど、ふと頭に疑問がよぎるんですよ。
「バハムートに全滅ルートが見てみたい」
というわけで、画面をタップしないでひたすらバハムートの攻撃を受ける鬼畜ルートを選びました。
何度も言いますが、雷属性は私1人しかいないので、私が雷属性の全勢力の責任者なんですよね。
やる気がない雷属性代表のポンコツ勇者が、頑張って裏ルートを目指してるのに、
他の『氷』『火』属性の奴らが真面目にバハムートを攻撃しやがって、バハムートを倒しちゃったよ。
「もう遊び心がない勇者にはガッカリ」
こんなに悲しい気持ちになったのは久しぶりです。
バハムート撃退後にやっと、FFシリーズの”別れ”にまつわる展示への扉が開きます。
展示もシリーズ毎にまとまっており相当なボリュームの為、
気になった展示にしぼって紹介していきますね。
モンスターの資料絵が可愛い
【マジックポット】
戦闘中にエリクサーを欲しがる、世紀のボンボンのマジックポット。
ラスボスにもエリクサーを使わないで温存してるのに、『ポーション』の感覚で『エリクサー』を要求してくる”あいつ”です。
運が悪いとエリクサーを何個も貢ぐはめになり、キャバ嬢よりおねだり上手です。
【トンベリ】
右手にランタン・左手に包丁のトンベリさん。
包丁の魔術師の異名を持ち、プレイヤーを恐怖のどん底に陥れます。
徐々に近付きながら包丁で刺しにくるトンベリさんには、
オーディン大先生でさくっと片付けてもらうのがオススメです。
【サボテンダー】
『はりせんぼん』で固定1000ダメージを与えてくる、
可愛いけどなめちゃいけないモンスターです。
『針万本』で固定10000ダメージ攻撃で、一発でお天国生きになることもあります。
ただ、これだけは言わせて。
めっちゃ可愛い。
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召喚獣タイタンが進撃の巨人みたい
【タイタン】
本当にゴメン。
これってアレでしょ……10m級のアレでしょ。
10m級の大型巨人だよね。
「駆逐してやる・・・!一匹残らず・・・!!」
エレンでお馴染みの大型巨人だよね……だが許す。
【チョコボ】
「、大型巨人に捕食されちゃうから逃げて~~」タイタン
「……」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
【リヴァイアサン】
「……」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
【ベヒーモス】
「おまえがチョコボをやったのか」
「……」
へんじがない。ただのベヒーモスのようだ。
FFX-2後のティーダとユウナの書きおろしイラスト
【ティーダ】
【ユウナ】
キャラクターデザイナー野村哲也さんがFF展のために書き起こした、
【ファイナルファンタジーX-2】後のティーダとユウナ。
「ひとつだけお願いがあります」
「いなくなってしまった人たちのこと 時々でいいから……」
「思い出して下さい」
FFXとFFX-2をプレイ済みですが、やっとその後のティーダとユウナの顔を拝めました。
もうこれで一生忘れないですね。
話変わりますが『いつか終わる夢』……名曲すぎませんか!?
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歴代の名シーン?をミニチュアで再現
【FF7/忘らるる都】
忘らるる都でのエアリスとの別れのシーンを、カクテルとグラスで表現。
いくら呑んでも忘れられない思い出がそこにはあります。
別れの酒は涙の味、なんちゃって。
【FF12/ダルマスカ砂漠】
砂漠は危険だらけ。序盤だから楽勝!と油断していたら
思わぬ強敵に出くわすことも……。
ギルガメッシュのトートバックにセンスが光る
【ギルガメッシュ】
個人的にFF展でオススメなお土産がコチラ。
ギルガメッシュのトートバック。
敵なのにどこか憎めない、FF5のエクスデスの親衛隊長の人間型モンスター。
『エクスカリパー』がギルガメッシュの代名詞ですね。
聖剣エクスカリバーの偽物を所有していますが、ギルちゃんには本物をあげたい。
もうギルちゃんは勇者になる資格があるよ。
FF6のケフカに比べて愛着湧きすぎる……狂おしいくらいに応援したくなるキャラクターです。
「急用を思い出したぜ!!」
トートバックにギルガメッシュ不在なのが、逆に”彼”らしくて良いんですよね。
付属のバッジでギルちゃんはいつでも参上です。
スタッフロールにあなたの名前が載る
駆け足でFF展の一部を紹介してきました。
FF展の最後にはあるサプライズがありました。
それはFFのスタッフロール(エンドロール)に、来場者である”あなた”の名前が載るサプライズです。
またお土産としてQRコードがプレゼントされ、
2018.3.31までガイドから流れてきた楽曲のプレイリストももらえます。
FFのスタッフロールについてはあえて言及しませんので、
気になる方はこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
懐かしの映像とBGM、そしてキャラボイスが織りなす
圧倒的重厚なハーモニーに身を任せれば、当時の思い出が甦ってきます。
涙の数だけ、FF展には物語がありますよ。